日印防衛相会談について

2025年5月5日
防衛省
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令和7年5月5日、11時15分から約90分間(現地時間)、中谷防衛大臣とラージナート・シン印国防大臣は、ニューデリーにおいて日印防衛相会談を実施しました。

  1. 中谷大臣から、4月22日にカシミールで発生したテロについて、犠牲となられた方々へ心からの哀悼の意を表するとともに、テロはいかなる理由をもっても正当化できず、日本はインドを始め国際社会と手を携えて、テロと断固として戦う決意である旨伝えました。その上で、南アジアの平和と安定のため、関係国が責任ある行動をとることを期待する旨述べました。
  2. 中谷大臣からは、現在、日印両国を取り巻く地域情勢及び国際情勢は急速に複雑化し、不確実性が高まる中、法の支配に基づき、平和で繁栄したインド太平洋地域を目指すとの理念を共有する日印両国が、防衛面で協力と連携をさらに強化していく重要性と必要性が増していることを述べました。
  3. 中谷大臣は、このような認識を踏まえ、インド太平洋において、日印が防衛面でそれぞれの主体的取組の間の連携を強化し、大きな相乗効果を生み出すことで、両国のみならず地域全体に新たな価値と利益をもたらしていくことの重要性で一致し、今後、日印防衛当局間において「インド太平洋地域における日印の防衛協力(JIDIP/IJDIP)」と位置づけ、その下で具体的協力・連携をスピード感をもって具体化していくことを提案し、シン大臣から、これを歓迎し、今後、その中身について具体的に議論していきたい旨の発言がありました。
  4. 両大臣は、この考え方の下で、
    • 軍種間の協力や連携を抜本的に拡充していくことを確認するとともに、日印間の協力・連携を包括的・統合的観点から調整・進捗管理する協議体を設置することを提案し、この方向で調整していくこと、
    • 二国間訓練の「ダルマ・ガーディアン」等を含め、日印で実施される共同訓練を拡大・深化させていくこと、また、
    • 日印両国のみならず、地域及び国際社会にとって死活的に重要なシーレーンの安全確保に向け、海上交通保護の面においても日印間で引き続き連携していくことを確認いたしました。また、東南アジアにおいて日印間の両国で連携を深めていくこと、
    につき一致し、今後具体的に議論していくこととなりました。
  5. 両大臣は、インド太平洋地域の平和と安定と繁栄の確保のために、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。