2023年2月10日
防衛省
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標記について、以下のとおり実施されましたのでお知らせします。
令和5年2月10日14時から約40分間、浜田防衛大臣とカリート・ガルベス比国防大臣代行との会談が行われました。
- 冒頭、浜田大臣から、「防衛省とフィリピン国防省との間のフィリピンにおける自衛隊の人道支援・災害救援活動に関する取決め(TOR)」の署名を歓迎しました。ガルベス大臣代行から、同取決めに基づく自衛隊とフィリピン国軍の間の協力の更なる円滑化への期待が示されました。
- 両大臣は、ロシアによるウクライナ侵略、東シナ海・南シナ海、北朝鮮を含む地域情勢について意見交換を実施しました。浜田大臣から、今回のロシアによるウクライナ侵略は、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為であって、断じて容認できない旨述べました。
また、浜田大臣から、新たな国家安全保障戦略等の策定について説明を行い、新たな戦略の下、反撃能力を含めた防衛力の抜本的強化を早期に実現する強い決意を述べました。ガルベス大臣代行は、浜田大臣の説明及びこれらの文書の策定を通じた日本の透明性に感謝し、自由で開かれた法の支配に基づく国際秩序を維持・発展することへの日本のコミットメントを歓迎しました。
- 両大臣は、二国間・多国間の防衛協力・交流等についても意見交換を行いました。両大臣は、これまでの両国の安全保障面での連携の深化を歓迎するとともに、昨年の「2+2」において一致したとおり、自衛隊とフィリピン国軍の間の訓練等の協力を更に強化し、円滑にするための方途の検討を継続することで一致しました。また、日比米の三か国の防衛協力を推進していくことでも一致しました。
両大臣は、2020年に決定した警戒管制レーダーの移転に関して、プロセスの着実な進捗を確認し、防衛装備・技術協力を更に推進していくことで一致しました。
両大臣は、今後も、二国間の防衛協力・交流を更に進めていくことで一致しました。