日比防衛相テレビ会談について

2021年6月2日
防衛省
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 標記について、以下のとおり実施されましたのでお知らせします。

 2021年6月2日15時00分から約30分間、岸防衛大臣とデルフィン・ロレンザーナ比国防大臣とのテレビ会談が行われました。岸大臣とロレンザーナ大臣とのテレビ会談は、昨年10月に続き2度目です。

  1.  両大臣は、最近の東シナ海・南シナ海を含む地域情勢について意見交換を実施しました。両大臣は、航行及び上空飛行の自由の重要性を確認した上で、国連海洋法条約(UNCLOS)を始めとする国際法を遵守し、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)を維持・強化していくことが重要であるという考えを再確認するとともに、力を背景とした一方的な現状変更の試みや緊張を高めるいかなる行為にも強く反対していくとのメッセージを、共に国際社会に向けて発信していくことを確認しました。この文脈で、両大臣は中国の海警法に関して深刻な懸念を表明しました。
     また、両大臣は、3月のものも含め、北朝鮮による弾道ミサイル発射は、国連安保理決議違反であり、強く非難するとともに、これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射を含め、国際社会全体にとっての深刻な課題であるとの認識で一致しました。
     さらにミャンマー情勢について、岸大臣は、先般のASEANリーダーズ・ミーティングの成果を歓迎する旨述べ、両大臣は、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
  2.  両大臣は、二国間の防衛協力・交流等についても意見交換を行い、昨年8月に決定した警戒管制レーダーの移転に関して、着実にプロセスが進んでいるとの認識を共有するとともに、それを歓迎しました。また、岸大臣から、感染症対策分野における防衛協力の一環として、先月実施された「HA/DRに関する日ASEANオンラインセミナー」を通じ、両国の感染症対策に係る経験を共有できたことを歓迎する旨述べた上で、両大臣は、防衛当局間(MM)協議の早期開催や、能力構築支援の継続を含め、二国間の防衛協力・交流を更に進めていくことで一致しました。
  3.  その上で、両大臣は、今後も、防衛当局間の緊密なコミュニケーションを継続するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向け、防衛協力・交流を引き続き強力に推進していくことで一致しました。