日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)準備会合について

2021年3月3日
防衛省
英語版/English

  1. 3月3日、日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD: Japan Pacific Islands Defense Dialogue)準備会合が、テレビ会議形式で開催されました。

  2. この準備会合には、日本側から松川防衛大臣政務官(冒頭のみ)及び野口防衛政策局次長、太平洋島嶼国からは、ドゥムクロ・フィジー国防省副次官代行、ジョン・パプアニューギニア国防省政策局長、ウラカイ・トンガ国防軍副参謀長が出席しました。

  3. 冒頭、松川政務官から、新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年4月の開催が延期となったJPIDDについて、世界的な感染状況を踏まえつつ、適切な時期に開催し、災害対応、気候変動、海洋安全保障等の共通課題について意見交換するとともに、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持・強化に向けて、防衛協力・交流を深化していきたい旨述べました。

  4. 準備会合においては、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ、感染症対策、HA/DRと気候変動、海洋安全保障の分野における防衛当局の役割等について意見交換を行いました。また、4者は、防衛当局間のコミュニケーションを継続するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向け、二国間・多国間の防衛協力・交流を引き続き推進していくことで一致しました。その上で、JPIDDの開催に向けて引き続き緊密に協力することを確認しました。