気候変動の問題は、国際社会の平和と安定に影響をもたらす可能性があるのみならず、国民生活にも様々な悪影響を生じさせるおそれがあります。約25万人の隊員が所属し、全国各地で施設を運用する防衛省・自衛隊として、電力の調達にあたり、再生可能エネルギー電力の導入を促進してまいります。
令和2年度から、全国各地の自衛隊施設において、再生可能エネルギーにより発電された電力の調達を図っているところ、令和4年度は964施設のうち、291の施設(約30%)において調達が可能となりました。
これらの施設における再生可能エネルギー電力の調達見込み量は、防衛省・自衛隊全体で約12.9億キロワットアワーのうち、約3.2億キロワットアワー(約25%)となります。
令和4年度の再生可能エネルギー電力調達については、昨年から電力価格が上昇傾向にあったことや、ウクライナ情勢によるLNGや原油価格の上昇、電力需給のひっ迫等の影響を受けた電力価格の更なる高騰などにより、昨年度に比べ、調達見込量が減少いたしましたが、引き続き、再エネ比率100%を目指し、全力で取り組んでまいります。
【令和4年度】
【令和3年度】
【令和2年度】
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2022年10月6日更新