木原防衛大臣とオースティン米国防長官の電話会談について

令和6年3月13日
防衛省
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3月13日、木原防衛大臣とオースティン米国防長官の電話会談が行われたところ、概要次のとおり。

冒頭、木原大臣は、1月1日に発生した能登半島地震における米国からのお見舞い及び支援並びに災害派遣活動に対する在日米軍による協力に対して、感謝の意を述べた。

木原大臣は、昨年11月に発生した米空軍CV-22オスプレイの事故について、亡くなった8名の乗員及びそのご家族に対して、改めてお悔やみを述べた。これに対して、オースティン長官からは、本事故について、自衛隊、海上保安庁及び地域の皆様による捜索救難活動への支援に対して感謝の意が示された。

また、両閣僚は、今般の屋久島沖におけるオスプレイの事故を受け、日米間で緊密に連携を行いながら進めた安全対策等の確認作業の成果を確認した。木原大臣は、前例のないレベルでの技術情報の提供に感謝するとともに、今後、事故調査報告書の公表に際して、防衛省がその内容をより適切な形で日本国民に説明するための協力を要望した。両閣僚は、本件について更なる協力をしていくことを確認した。

両閣僚は、飛行の安全を最優先として、今般示された安全対策を講じた上で、引き続き、日米間で緊密に連携しながら、日本国内におけるオスプレイの運用を段階的かつ慎重に進めていくことを確認した。

両閣僚は、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化及び自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、引き続き取り組んでいくことで一致した。