第4師団は、令和8年10月1日から14日にかけて、日出生台、十文字原及び大野原の各演習場において「令和8年度 第2次教育訓練基盤構築」を実施しました。
【効率的な整備で、より質の高い訓練環境へ】
今回の整備において、部隊がより安全かつ効果的に教育訓練を実施できる環境を整えるため、演習場基盤の維持・向上に取り組みました。この際、整備隊力の省人化及び整備期間の短縮を図るなど、効率的な整備に着意しました。特に、草刈りには民間のレンタル器材(リモコン草刈り機、乗用式草刈り機、草刈り機付き油圧ショベル)を積極的に活用するとともに、道路整備に使用する施設器材(タイヤローラ、バケットローダ)を増強しました。これにより、従来多くの隊員と時間を要していた既存道路や防火帯の整備等を大幅に効率化するとともに、演習場の道路や訓練施設等の安全性・利便性を向上させることができました。
【安全の徹底と、将来を見据えた訓練基盤の整備】
効率化を追求する一方で、決して妥協してはならないのが安全の確保です。整備開始に先立ち、全隊員に対する安全教育を実施し、隊員一人一人に「安全こそが任務完遂の基盤である」ことを認識させるとともに、整備開始前には、作業内容に応じた注意事項や作業の具体的な実施要領を確認し、安全管理の徹底を図りつつ、任務を完遂しました。
また、運用整備構想に基づき、各種訓練を行うための準備をあわせて推進しました。4師団は今後も部隊の即応力の強化につながる教育訓練基盤の整備を推進してまいります。
【西部方面総監による視察】
10月6日には、大野原演習場において西部方面総監 鳥海陸将による視察が行われ、現在の整備状況や今後の運用構想について報告するとともに、今後の整備の方向性について指導を受けました。
こうした地道かつ効率的な基盤整備の積み重ねが、地域の皆様の安心・安全を守る「強い自衛隊」を支える礎のひとつになると考えています。第4師団はこれからも、最新の知見と技術を積極的に取り入れながら、訓練環境の一層の充実に努めてまいります。