令和7年度第1次師団訓練検閲

  第4師団は、令和7年6月8(日)から13日(金)までの間、日出生台演習場及び十文字原演習場において、令和7年度第1次師団訓練検閲を実施しました。
  本訓練検閲は、実際的な領域横断作戦環境を作為し、諸職種協同を含む各種戦闘能力の組織化及び各級指揮官の状況判断を演練して、部隊の進歩向上を促すことを目的とし、第40普通科連隊(小倉)、第4高射特科大隊(久留米)、第4飛行隊(目達原)の3個部隊を対象に実施しました。
  第40普通科連隊は、高射特科部隊をはじめとする諸職種部隊の配属を受けて戦闘団を編成し、8日、梅雨入りによる降雨続きで地面が泥濘化する中、敵の攻撃を阻止するため、敵の斥候やドローン等空地からのあらゆる偵察活動に対して我の陣地・火器等を秘匿するとともに、無線機による通信規律に努めつつ、スカイレンジャー(ドローン)や、衛星等あらゆる手段で情報を収集し、領域横断作戦環境に適応した戦闘を実施しました。
  第40普通科連隊に配属された第4高射特科大隊は、敵航空機等に対する警戒を厳にするとともに、対空火器の秘匿・欺騙・防護、適時の陣地変換等により、対空火器の健存性を向上させ、対空戦闘に万全を期しました。又、予想される敵のヘリボン攻撃に対しては、大隊の統制のもと、戦闘団全体として、綿密な戦闘予行を実施し、戦闘準備を整えました。戦闘段階においては、敵の砲迫等の攻撃を回避した対空火器とともに、各部隊の携帯地対空誘導弾を効果的に運用して、敵のヘリボン攻撃に対処し、第40戦闘団の戦闘に寄与しました。
  第40戦闘団を攻撃する対抗部隊と協同する第4飛行隊は、悪気象が続く中、天候の間隙を突き、展開地に推進し、予想される任務に対応できる態勢を確保しました。また、対抗部隊の攻撃進展に寄与すべく計画されたヘリボン攻撃においては、脅威となる対空火器にたいし、地上火力による制圧、偽降着等により、任務を遂行しました。
 第4師団は、これからも日々の訓練に邁進し、いかなる任務にも対処できるよう努力してまいります。