陸上自衛隊第4師団第4音楽隊第47回定期演奏会

  第4師団は、令和5年9月30日(土)、アクロス福岡シンフォニーホールにおいて、陸上自衛隊第4師団第4音楽隊第47回定期演奏会を実施しました。
本演奏会は、地域の方々の第4師団に対する更なる理解の促進及び協力機運の醸成を図り、師団の任務遂行に寄与することを目的として実施し、テーマ「とどけ!躍動する音色」に沿った選曲及び企画を構成し、第4音楽隊の日頃の練成成果を遺憾なく発揮して、ご来場いただいた多数の地域の方々に音楽による自衛隊の「強さ」「優しさ」「親近感」を伝えました。また、本演奏会では、平成音楽大学学長・西部方面音楽隊長を招聘して、第4音楽隊に対する演奏検閲を実施して、隊長の演奏指揮、隊員の演奏技術や楽曲の選定、構成等、演奏会の企画力について評価しました。
 演奏会は多数の観客の皆様にご来場いただき、「演奏会の迫力が凄かったです。」「受付の対応や案内されている隊員さんの対応も良く、演奏を気持ちよく聴くことができました。」等のお声をいただきました。 また、演奏検閲でクラリネット奏者としてコンサートミストレス(各奏者を統率して指導者の意図を音楽に具現する役職)を努めた門田香織3曹は「久しぶりの人数制限のない定期演奏会を迎え、とても緊張感のある舞台となりました。本演奏会は演奏検閲受閲の場でもあるため、隊員一同準備の段階からいつも以上に力を入れて準備をしました。このため、選曲においても多彩な表現力をよう数曲を演奏することとなりましたが、妥協することなく、私たちの想いを伝えることが出来るよう一つずつ作品を作り上げて本番に臨み、観客の皆様の笑顔や盛大な拍手をいただくことができてとても貴重な時間を過ごすことができました。この経験を今後の演奏に繋げていきたいと思います。」と述べました。
 第4師団は、引き続き演奏活動を通じて地域の皆様との交流を深めてまいります。