第4師団創立60周年・福岡駐屯地開設72周年記念行事

  第4師団は、令和5年2月18日(土)及び19日(日)、福岡県駐屯地において第4師団創立60周年・福岡駐屯地開設72周年記念行事を実施しました。
本行事は、師団創立60周年という大きな節目を迎えるにあたり、「受け継がれる使命」~地域とともに~をテーマとして、隊員の使命感及び、士気を高めるとともに、第4師団及び福岡駐屯地に対する地域の方々の理解と信頼をより一層深めることを目的として執り行われました。
18日に師団殉職隊員追悼式を実施して、殉職隊員に哀悼の誠を捧げ、19日には、元陸幕長・岡部俊哉氏による師団創立60周年記念講話をはじめ、師団長及び駐屯地司令からの感謝状贈呈式、観閲式、祝賀会食、記念植樹を実施しました。
このうち、観閲式においては、服部誠太郎福岡県知事、地元選出国会議員、歴代師団長をはじめとする多数のご来賓及び隊員ご家族の参加の下、式典・観閲式が整斉と執り行われ、観閲官(第4師団長・腰塚浩貴陸将)が「師団創立60周年というおおきな節目、そして、今後の国の護りに係わる極めて重大な転換点にあって、我々は、これからも一丸となって、国民の皆様、そして地域の皆様の期待と信頼に応えていけるような精強な第4師団・福岡駐屯地を実現し、委ねられた重大な責任を全力をもって果たしてまいります。」と誓いの言葉を述べるとともに、各部隊は力強い観閲行進を実施して、来場された方々にその威容を示しました。
第4師団は、諸先輩方が築いてこられた輝かしい伝統を継承しつつ、新たな時代に向けて挑戦と創造に取り組み、今と将来にわたり各種任務を確実に遂行し得る部隊・隊員の育成に引き続き尽力していく所存です。