令和4年度第4師団迫撃砲競技会

  第4師団は、令和4年9月28日(水)及び29日(木)に、日出生台演習場において、令和4年度第4師団迫撃砲競技会を実施しました。
  本競技会は、師団の火力発揮において重要な役割を有する各普通科連隊等の迫撃砲部隊の練度を向上させ、各種事態対処に係る実効性向上を図るとともに、部隊の団結強化、士気高揚を促すために行われたものです。
 今回実施した迫撃砲競技会は師団として7年ぶりの開催となりましたが、120mm重迫撃砲射撃及び81mm迫撃砲射撃について、第4師団に所属する各普通科連隊及び対馬警備隊(81mm迫撃砲のみ参加)が、各射撃の精度及び速度を競いました。
  各部隊は競技会という舞台で適確に火力を発揮するため、綿密な事前準備及び射撃予習を徹底して行うとともに、安全管理態勢を万全にして、各級指揮官の適確な指揮・指導及び隊員一人一人による基礎動作の確行下、競技会に臨みました。確部隊は、「一致団結」を胸に、緊張感が漂う中で、砲側班・射撃指揮班・前進観測班の三者が連携し、気迫に満ちた号令と適確な操作で正確な射撃を行い、120mm重迫撃砲の部では第16普通科連隊が、81mm迫撃砲の部では第41普通科連隊が優勝して、競技会の幕を閉じました。
  本競技会を通じて、確部隊の迫撃砲射撃に係る練度向上という所望の成果を得ることができましたが、今後も練成を継続し、よりレベルの高い練度を目指していく所存です。