対馬駐屯地

市街地戦闘

対馬は古代から、大陸との文化・経済交流の接点、そして国土防衛の最前線として重要な役割を担っていた。現在も島内のあちらこちらに多くの遺跡が遺り、当時の様子を彷彿させる。
対馬駐屯地は明治6年、藩主 宗義真の館「桟原城」の跡地に旧軍が駐屯したことに始まり、事後昭和37年に別府の第41普通科連隊第4中隊が「対馬派遣隊」として移駐した。
昭和55年には勢力が増強されて現在の「対馬警備隊」となるとともに対馬駐屯地が開設された。平成8年には営内隊員の生活隊舎が、平成16年には車両整備工場と訓練グラウンドが新設される等、生活・勤務環境等の改善が逐次進められている。
駐屯地隊員は対馬島民から「やまねこ軍団」の愛称で呼ばれ、各種訓練や地域行事の支援を通じ、島民と一体となり活躍している。