福岡駐屯地

福岡駐屯地は、北部九州4県の防衛警備を担う第4師団司令部が所在し約1700名の隊員が日夜訓練に励むとともに即応予備自衛官の教育訓練や自衛官候補生の基本訓練を実施しています。
駐屯地は、昭和25年警察予備隊創設とともに第4管区総監部として旧九州飛行製作所跡に西日本防衛の「要」として開設され今日に至っています。駐屯地が所在する春日市は、古くから大陸との玄関口として栄えた福岡平野の南部に位置し「魏志」倭人伝に記された「奴国」の中心地であったとされ多くの遺跡が発掘されています。
また、13世紀には大陸からの進行を阻止するため九州の守備にあたった「防人」の地としても知られています。