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20th Infantry Regiment〜

日々奮闘新隊員教育(前 期)

前期教育(3月27日から6月27日)の活動状況を紹介します。

自衛隊生活開始 〜期待と不安でいっぱいの着隊日〜(3月27日)

 新隊員教育隊は、3月27日(月)に今年度に入隊する自衛官候補生着隊の受け入れを行いました。入隊者たちは緊張した面持ちで10号隊舎1階にある新隊員教育隊の隊舎に入りました。

 入隊者たちは、これから始まる教育訓練や慣れない環境での生活に不安の表情をうかべていたものの新しい生活で共に過ごす同期とも徐々に打ち解け、また、初めて食べる自衛隊の食堂での食事などに次第に笑顔を見せるようになりました。

約3ヶ月間共に過ごす同期と握手 初めての自衛隊の食堂

区隊旗授与(3月29日)

 新隊員教育隊は、3月29日(水)に、「区隊旗授与式」を行いました。
 教育隊長(第20普通科連隊 副連隊長 向田 淳 2等陸佐)により第1区隊に区隊旗が授与されました。
 式に臨んだ自衛官候補生たちは、教育隊長の訓示に対して真剣に耳を傾け、旗の意味・重要性を認識しました。


入隊式(4月2日)

 新隊員教育隊は、4月2日(日)駐屯地体育館において「令和5年度 自衛官候補生 入隊式」を挙行しました。家族や来賓などを招待して行われた令和5年度の入隊式は、水谷自候生が代表となり、「申告」、引き続き「宣誓」を行いました。

 水谷自候生の読み上げた後に続き全員がしっかりとした口調で唱和し、先輩隊員に負けない立派な自衛官を目指す決意を表明しました

 執行者(連隊長:荒木 貴志1等陸佐)は、教育にあたり「初志貫徹」「基本・基礎の修得」及び「同期の絆を大切にせよ」の3つの要望事項をあげ、「これからの陸上自衛隊の一翼を担う立派な自衛官になってもらいたい。」と自衛官候補生達に式辞を述べました。
 20名の自衛官候補生達は、教育隊長(副連隊長:向田2佐)を核心とし、約11週間にわたり自衛官としての資質・識能を修得し、基礎的動作を同期とともに学んでいきます



第1回 体力検定(4月13日)

 新隊員教育隊は、4月13日(木)に、10号隊舎前広場及び周辺地域において入隊して初めての体力検定を行いました。
 体力検定は、共通体力検定と戦技等に直結する体力検定に区分され、共通体力検定は、腕立て伏せ、膝半屈上体起こし及び3000m走、戦技等に直結する体力検定は、武装した状態での短距離疾走、超壕及び重量物の卸下・運搬及び積載を行います。 自衛官候補生達は、それぞれの検定種目に対し真剣に取り組み、現時点での自身の限界に挑戦しました。

また、自衛官候補生達は、6月に行われる第2回目の体力検定に向け、今後も体力練成に努めていきます。

腕立て伏せ 膝半屈上体起こし(腹筋)
3000m走 短距離疾走
超 壕 重量物の卸下・運搬及び積載


初の89式5.56mm小銃射撃訓練

 教育隊は4月28日(金)及び29日(土)、王城寺原演習場(宮城県)において小銃基本射撃訓練を行いました。これまで入隊から約1ヶ月間にわたり、駐屯地での非実射訓練射撃で姿勢、照準及び撃発の要領を学び、また、空包射撃を実施して実弾射撃のための訓練を積み重ねてきました。
 自衛官候補生たちは、初めての実弾を使用した射撃に緊張しながらも、練成してきた射撃の基本基礎動作を実施し、最後まで集中して訓練を行いました。


弾薬の取り扱いの教育

駐屯地において空包を使用した射撃訓練を実施しました
弾薬交付 射撃準備
緊張した面持ちで待機する自候生 実弾射撃の様子
集中して的に狙いを定める自候生 中間姿勢(ひざ射ち)

大高根演習場訓練野営

 新隊員教育隊は、5月17日(水)から19日(金)までの間、神町駐屯地西訓練場及び大高根演習場(山形県)において訓練野営を行いました。17日は、「飯盒炊爨(はんごうすいさん)」、「個人の偽装及び夜間の歩哨」を実施し、18日及び19日については、「個人用掩体構築」、「歩哨及び外哨訓練」を行い自衛官に必要なの各種知識及び技能を修得しました。

飯盒炊爨の様子 みんなで炊き立てのご飯をいただきます!
掩体(個人用)構築訓練
個人の偽装要領を修得
歩哨及び外哨訓練


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