陸上自衛隊福島駐屯地

令和7年度の駐屯地ニュース

自衛官候補生入隊式

第44普通科連隊(連隊長:南利1佐)は令和6年4月5日、福島駐屯地において令和7年度自衛官候補生入隊式を挙行しました。
入隊式は福島駐屯地音楽隊の盛大な演奏で幕を開けます。

多くのご来賓やご家族に見守られ、制服に身を包んだ15名の候補生を代表して平塚候補生が力強く申告及び宣誓を行いました。

南利連隊長は式辞において「数多くの職業の中から、国防という国家として極めて重要な任務を有する自衛官を志し、自衛官候補生として入隊を決意したことに深く敬意を表した上で、今後の教育期間において『必要な識能を習得せよ』『自覚を保持せよ』『同期との絆を深めよ』の3点を要望しました。
 また、自衛官候補生を代表して松原候補生が「今までは両親や家族に頼り、甘えて生活してきましたが、今日を境に自衛官候補生として使命を自覚し、また社会人として責任を果たすよう、教育隊長要望事項“前向きに”を合言葉に本教育課程を修了できるよう頑張る決意であります。」と答辞を述べました。
 最後に15名の入隊を祝しファンシードリル隊の演技で花を添えました。

参列したご家族は、社会人として、自衛官候補生として人生の大きな一歩を踏み出したご子息の姿に感動し、共に自衛隊入隊の良き日を喜び合いました。

令和7年度福島市防災訓練

第44普通科連隊(連隊長:南利1佐)は令和7年5月10日(土)、福島市が主催する「令和7年度福島市総合防災訓練」に参加しました。

訓練は、災害時における関係機関の連携強化と、市民の防災意識の高揚を目的として実施し、大雨により洪水災害及び土砂災害の危険性が高まった状況で開始されました。

午前8時30分に福島市内へ一斉に訓練メールが送信され、第44普通科連隊、福島県警察及び福島市消防本部、D-MATと連携し、救出救助を行い、訓練を見送る市民に安心感を与えました。
 また、訓練終了後には多くの来場者に自衛隊車両(高機動車)の体験搭乗や土のうの結び方・積み方を体験してもらい、自衛隊に対する理解の促進及び防災意識を高めました。

第71回安達太良山山開き支援

第44普通科連隊(連隊長:南利1佐)は、令和7年5月18日(日)二本松市(安達太良連盟)が主催する「第71回安達太良山山開き」を支援しました。
 安達太良山は、福島県中部にある標高約1700mの活火山であり、日本百名山の一つとして親しまれ、東北で4年連続の登山者数1位を獲得しています。

本格的な夏山シーズンを前に、第44普通科連隊は2コース4個組に分かれ登山コース上の安全確認及び通信手段を確保し、山開きに参加した登山者を一件の事故もなく山頂まで誘導しました。

また、登山口では自衛隊車両(高機動車)及び救急車(通称:アンビ)を展示し、多くの登山者は記念撮影などを楽しまれました。
今年は例年より多い残雪でしたが、県内外から来た約2100人の登山者で賑わいました。

茂田川護岸整備ボランティア

福島駐屯地(司令:南利1佐)は令和7年6月7日(土)福島駐屯地が所在する福島市西地区「茂田川護岸整備ボランティア」に参加しました。
この活動は、地域の環境保護と美化を目的としており、駐屯地司令をはじめとする自衛官約100名と地域の方々が早朝から川岸に集まりました。

参加者は、約1000メートルにわたり、草刈り機や手作業で除草を行い、除草後はごみ回収と川の清掃活動も併せて実施しました。

参加隊員は、「地域の環境を守るために、自分たちができることをすることが大切だと思った。」と語り、活動の意義を実感していました。

地域の美しさを保つための取り組みは、住民との絆を深めるだけでなく生態系の保護にも寄与します。次回のボランティア活動も、多くの参加を期待します!

戦闘訓練練度判定

第44普通科連隊(連隊長:南利1佐)の新隊員教育隊は令和7年6月16日(月)に戦闘訓練練度判定を駐屯地戦闘訓練場で実施しました。12名の自衛官候補生は、班長の命令下達後、顔にドーランを塗布し鉄帽や肩にも偽装を行ないました。

攻撃目標(戦車の台)へ向けて攻撃を開始、気温は32度まで上がり顔に玉汗を掻く隊員もいましたが、班長の号令に大声で返事をし射撃と運動を繰り返し、目標を奪取しました。

また、今回の訓練は花ももの会、防衛モニター及び駐屯地モニター、福島市家族会の方々28名に見学していただき、入隊式からの自衛官候補生の成長を確認していただきました。見学者からの声援に大きな返事をする自衛官候補生の一幕もありました。

次回は25Km行進訓練を予定しています。暑さがより一層厳しさを増すなか、一人前の自衛官を目指してさらに成長することを楽しみにしています。

福島競馬場ファンファーレ演奏

福島駐屯地(司令:南利1佐)は令和7年7月13日(日)に福島競馬場で行われた重賞競走(GⅢ)七夕賞のファンファーレ演奏に駐屯地音楽隊を派遣しました。

福島競馬場は、1918年に開設、東北で唯一の中央競馬(日本中央競馬会〔JRA〕)が行われる競馬場です。福島駐屯地音楽隊及び郡山駐屯地音楽隊が演奏した七夕賞は、同競馬場で行われる4つの重賞競走の1つで、毎年、県内外の多くの来場者で賑わっています。

当日は、両駐屯地音楽隊による、ミニコンサート及びメインレース七夕賞のファンファーレを生演奏で披露、演奏後は、拍手と喝采で会場は熱気で包まれました。

中隊等訓練検閲

第44普通科連隊(連隊長:南利1佐)は令和7年7月11日から18日までの間、白河布引山演習場(福島県)において、第2回中隊等訓練検閲を実施して、第2中隊、重迫撃砲中隊、補給小隊及び衛生小隊の練度を評価しました。

本検閲では、50kmの徒歩行進に引き続く陣地防御を課目として交戦訓練装置(バトラー)を使用した対抗方式を採用し、実践に近似した環境で訓練しました。

11日14時から行進を開始、演習場周辺約50kmの徒歩行進により小雨混じりの中、約19時間をかけ作戦地域へ前進しました。
各部隊は作戦地域到着後、防御準備を開始、3日間の防御準備を経て迫りくる対抗部隊を迎え撃ちました。

各部隊は台風による豪雨にも臆することなく作戦の終始を通じて、障害と火力の連携、強固な陣地構築を重視して訓練に臨みました。
また、本訓練には防衛大学校3学年13名も参加し、普通科としての陣地構築及び防御戦闘要領を肌で感じました。

第58回市民納涼盆踊り大会

福島駐屯地(司令:南利1佐)は、令和7年7月25日(金)福島市市民納涼盆踊り大会実行委員会が主催する「第58回市民納涼盆踊り大会」に協力しました。

本大会は、福島駐屯地のグラウンドにおいて行われ、今年で58回目を迎えます。会場周辺には、19の野外売店、駐屯地曹友会による射的場を出展し、多くの隊員や住民等で賑わいました。

今年は開会式前に有志隊員によるバンド演奏を初披露、また駐屯地音楽隊と市内病院吹奏楽クラブとの初の合同演奏、さらには納涼祭では初となるファンシードリル隊の演技を披露し、たくさんの人を魅了しました。

盆踊り大会は、子供の部・一般の部の2部構成で実施されました。
子供の部では駐屯地近傍のお子様や隊員家族が踊り、一般の部では福島市(西地区)各町内会の10個団体に加え、福島駐屯地所在部隊及び一般来場のオープン参加者がやぐらを中心に1つの大きな輪を作りました。

本納涼祭を通じて福島駐屯地は、隊員と隊員家族間、地域住民との親睦を深めることができました。
大会の最後にはたくさんの打ち上げ花火で大会の幕を閉じました。

令和7年度総合戦闘射撃

第44普通科連隊(連隊長:南利1佐)は令和7年11月11日~12日までの間、王城寺原演習場において令和7年度総合戦闘射撃を実施しました。

本訓練は、防御戦闘を想定し普通科連隊が保有する装備品(120mm迫撃砲、81mm迫撃砲、個人携帯対戦車弾、5.56mm機関銃及び20式小銃)を使用し我が陣地に侵攻する敵を阻止・撃破することを目的として行われました。

また、採点方式による競技会を合わせて実施、各普通科中隊から選抜された4個小隊により、射撃の精度・速度及び迫撃砲との連携要領を競いました。

当日は訓練を公開し、テレビ局3社、協力団体(7名)及び東北方面オピニオンリーダー(9名)の方々をお招きし、射撃訓練を観覧していただきました。

テレビ局からのインタビューに連隊長は「普通科は各種地形や気象を克服して、あらゆる条件の中においても戦う部隊であり、第一線で敵と対峙する部隊になります。今後もしっかりと訓練を行い、部隊の精強化に努め国民皆様を守れるようにしていきます。」と答えました。

第55回駐屯地司令杯家庭バレーボール大会

福島駐屯地(駐屯地司令:南利1佐)は、令和7年12月6日(土)第55回駐屯地司令家庭バレーボール大会を同駐屯地(体育館)で開催しました。

本大会は、「自衛隊と駐屯地に対する理解及び親近感の醸成」を目的とし、昭和46年から始まり、今年で55回目という半世紀以上の歴史ある行事です。

当日は、昨年を上回る参加人数(約140名)と、和やかながらも真剣勝負の空気が会場を包んみました。参加チームは13チームにのぼり、予選は4個リーグに分かれ、各リーグの1位が決勝トーナメントで激突しました。

また、駐屯地曹友会が会場準備やコート整備を実施し、大会運営を支援しました。

決勝戦では、白熱したラリーや強烈なスパイクで会場を沸かせ、接戦を制したのは今年初参加のJETS(ジェッツ)でした!

最後にベストプレー司令賞に選ばれた参加者は「とても緊張しました。練習の成果を発揮することができてよかった。大会を開催していただきありがとうございました。来年もぜひ参加したいです。」と話していました。

令和7年度福島駐屯地二十歳を祝う会

福島駐屯地(駐屯地司令・南利1佐)は、1月16日(金)、同駐屯地体育館において「二十歳を祝う会」を挙行した。
来賓には福島市長代理危機管理監をはじめ各協力団体、駐屯地近傍の地域の方々、駐屯地モニター、隊員の家族が多く列席した。

式辞では、駐屯地司令が「これまで過ごしてきた日々を振り返り、お世話になったご家族・友人・同僚への感謝の気持ちを忘れることなく、これから何をすべきかを真剣に考えるようにしてもらいたい」と述べた。また、駐屯地修親会(会長:駐屯地司令)及び駐屯地曹友会(会長:44普連遠藤曹長)より記念品の贈呈を行った。

最後に、二十歳を迎えた隊員を代表して4名が「二十歳の主張」を発表した。うち、第44普通科連隊第1中隊 陸士長 菊地 秋社は「この日を迎えることができたのは、家族や友人、多くの方々の支えがあったからだと改めて感じています。挑戦を恐れず可能性を広げる時、立ち止まりながらも前に進んでいける強さを身につけたい」と語った。

式終了後は、同駐屯地食堂において、二十歳を祝い祝賀会食も開かれた。会場は駐屯地音楽隊の演奏で包まれる中、福島県郷土料理「こづゆ」を含む特別お祝い献立でテーブルを彩った。

来賓式辞は、福島県防衛協会会長代理(副会長・大槻博太様)が二十歳を迎えた隊員と家族を祝い、乾杯のご発声は女性による自衛隊協力会「花ももの会」(会長・横山りつこ様)が祝福と激励の言葉とともにおこなった。

二十歳を迎える隊員を代表して、第44普通科連隊重迫撃砲中隊 陸士長 千葉愛美華は「二十歳を迎えられたのは、愛情をもって育ててくれた家族、支えてくれた仲間のおかげです。これからは社会人・自衛官としての責任を持ち、国民の皆様の負託に答えられるよう日々努力してまいります。」と誓った。
最後は、福島県隊友会(会長・片倉幸男様)の万歳三唱で人生の節目を迎えた二十歳の隊員の門出を祝った。

第46回福島自衛隊音楽祭

福島駐屯地(司令・南利1佐)は2月27日(金)と28日(土)に福島市パルセいいざかにおいて「第46回福島自衛隊音楽祭」を開催した。

音楽祭には、福島駐屯地音楽隊、同駐屯地ファンシードリル隊が出演、第6音楽隊(神町駐屯地)と郡山駐屯地音楽隊の演奏支援を受け、市内平野中学校吹奏楽部(18名)が賛助出演した。

今回のテーマは「未来へ」とし、地域の方々の自衛隊への理解促進と親近感の醸成を目的とし、27日午後にリハーサル公演(先着順)、28日に第1公演・第2公演(応募制)を行い、合計約3200人が来場した。

音楽祭は3部構成からなり、第1部では、福島・郡山駐屯地の音楽隊と平野中学校とのコラボ演奏で福島市出身の作曲家古関裕而氏作曲『栄光の旗の下に』を(指揮・44普連・1等陸曹西戸健陽 歌・44普連・2等陸尉菅野章平)披露した。第1部の最後には、『ジャンボリミッキー』で、マスコットや隊員のダンスで会場は笑顔とかけ声で溢れた。その後、福島駐屯地ファンシードリル隊(女性自衛官を含めた14名)が登場し、自衛官の基礎動作をベースに複雑なフォーメーションと高度な銃操作を組み合わせた、統制美あふれる華麗な演技を披露した。

第2部は、第6音楽隊(隊長【指揮】:1等陸尉石村俊之)による『spirit of YAMAGATA』(サッカークラブ:モンテディオ山形公式アンセム)の演奏から始まり、第6音楽隊の迫力と息の合った演奏に会場からは拍手と歓声が上がった。3曲目では『ハナミズキ』(歌・第6音楽隊 2等陸曹 田中瑞希)を披露し心に響く歌声に涙を流す観客も見られた。

第3部は、『アニメ鬼滅の刃メドレー』を4団体合同での大編成による迫力ある演奏で観客を引きつけ、最後に、出演者全員がステージ上に整列、東日本大震災の復興ソングとしても歌われた、坂本九さんの『上を向いて歩こう』を会場が一体となって合唱した。

フィナーレでは、イギリスのロックバンドQueenの『I Was Born To Love You』の演奏で出演者・会場準備班等が紹介・退場したが、会場から割れんばかりのアンコールと拍手が巻き起こり、『マツケンサンバⅡ』で応え、歌と踊りで盛り上がり音楽祭の幕を閉じた。