平成29年4月29日に発生した浪江町の帰還困難区域内の林野火災に対し、福島県知事から災害派遣を要請、それを受け第44普通科連隊(連隊長・黒羽1佐)は、地上部隊を編成し約400名12日間で延べ2899名を投入した。
部隊は、ヘリによる消火活動及び偵察を行い、その結果を元に上空部隊と連携し、地上部隊が前進した。
隊員は、何度のも山を越え一箇所一箇所確実にジェットシューターでの消火活動にあたった。
また、消防のポンプやホースを山頂までの急斜面を運搬・連結の支援を実施するなど消防とも連携し、消火にあたった。発生から12日後の5月10日に鎮火した。 |