― 7月訓練 ―
出陣式
令和3年7月1日(木)
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想定訓練への出陣を報告する学生長 いよいよ始まる想定訓練へ緊張と不安が入り交じります。 |
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1中隊長(レンジャー担任中隊長)から激励の言葉を受ける。 |
非常呼集(第1想定)
令和3年7月2日(金)
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深夜の就寝中に突如掛かった
非常呼集 |
即座に準備を完了させ出動! |
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準備完了を報告するレンジャー学生 |
空路潜入(第4想定)
令和3年7月8日(木)
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只今から地上へ降り立ちます!
降下地点を確認するレンジャー学生 |
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意を決っして地上へ降下!「レンジャー!」 |
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降下地点を安全化して敵の脅威にさらされないよう
四周を警戒 |
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右手をしっかり握って「ブレーキ!!」 |
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敵の標的とならぬよう即座に降下地点から離脱!
次なる目標へ! |
水路潜入(第7想定)
令和3年7月15日(木)
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進水点に敵の脅威が無いか警戒 |
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迅速に協力してボートの準備 |
「何やってるの〜?」
レンジャー学生達を見守る支笏湖の鹿 |
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支笏湖にボートを浮かべ約8kmの湖上を迅速に移動
チームワークで突き進め! |
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どんどん沖へと漕ぎ進めるレンジャー学生達 |
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岸は近い!!
敵を警戒しつつ上陸地点に接近 |
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上陸!速やかに地上潜入へ移行していくレンジャー学生 |
最終想定
令和3年7月21日(水)〜24日(土)
3夜4日、行動距離約60kmを不眠不休で行動する。
非常呼集から幕が開けた。
― 最終想定非常呼集 ―
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突如かかった非常呼集
教官、助教が全員見守る中、即座に準備 |
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任務を付与され作戦計画を立てるレンジャー学生達 |
命令下達を終えいよいよ想定訓練へ!
必ずや任務完遂!
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「準備は良いか?」 |
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イチャンコッペ山の奥地へ消えていく
レンジャー学生達 |
そして…
最終想定も佳境を迎えた…。
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ここまで不眠不休で行動し、漁川ダムまで到着! |
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更に山の奥地へ歩み進める。
「さあ、行くぞ!!」 |
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必ず任務達成する! |
「諦めるな!」
励まし合い、協力し合う学生達 |
空腹、喉の渇き、睡魔も何て事は無い。 |
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どんな状況でも前進し続ける! |
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レンジャーはチーム。
1人も欠かす事なく目的地へ向かう! |
明くる早朝…
敵陣地へ潜入
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目標の敵戦車発見! |
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周り込み襲撃の援護に向かうレンジャー学生達 |
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茂みに潜み襲撃のチャンスを伺う。 |
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無反動砲による援護射撃の噴煙が上がる!
今がチャンス!! |
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迅速に戦車へ接近し、履帯に爆薬を設置! |
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導火線を俊敏に設置 |
点火!
爆破成功!! |
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敵戦車の破壊に成功し、
離脱するレンジャー学生達 |
状況終了!
帰還行事
令和3年7月24日(土)
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最終想定を終え晴れて東千歳駐屯地の門を
くぐるレンジャー学生達 |
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「おかえりなさい!」
部隊の仲間達が出迎える。
ずっとこの光景を思い描いていた。 |
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師団長、連隊長が拍手で出迎える。 |
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第7音楽隊の演奏が学生達の疲れた心身を癒す。 |
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連隊長へ毅然と帰還報告をする学生長 |
連隊連隊長からレンジャーバッジを授与される学生達
この日を夢見ていた。
今回、レンジャー養成訓練を成し遂げた
11連隊からの隊員は、7名
レンジャー学生達はそれぞれ
出迎えに来てくれた自分の部隊へ
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「くぅ〜!」訓練後の炭酸飲料は超うまい! |
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「よく頑張ったな!」
中隊の隊員達が温かく迎える。
中隊は第2の家族です。 |
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腹ぺこにケーキの美味さが身に染みる…。 |
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無事訓練を終え安堵の表情を浮かべる
レンジャー学生 |
慰霊碑参拝
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慰霊碑にお神酒を掛けるレンジャー教官 |
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黙祷
無事、訓練から帰還出来ました。
そして、これからも精進して行きます。 |
レンジャー養成訓練修了報告
令和3年7月30日(金)
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綺麗な戦闘服に身を包み改めて連隊長に対し本教育訓練の修了を報告する学生達 |
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レンジャー徽章を胸に凛々しい表情のレンジャー学生達 |
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学生長が代表してレンジャー旗を返納。
この旗と共に様々な訓練を乗り越えて来た。
どんな時も先頭にこの旗があった。 |
思い起すと資格検査から始まった
レンジャー養成訓練…
昨日の出来事のように
鮮明に脳裏によぎる。
仲間と共に様々な苦難を乗り越えて来た。
晴れて手にしたキラキラ輝く
ダイヤモンドの徽章
でも、これで終わりではない。
これから歩む道で困難にぶつかる時もあるだろう。
辛い状況に追い込まれた時こそ、
自らを奮い立たせて
人々を助けに行かねばならない。
この国を守る為!
レンジャーバッジを手にした瞬間から
彼らのレンジャー隊員としての道はスタートしたのだ。
バッジをくすませるのも
光り輝かせるのも
自分次第
さあ、彼らの歩みは止まらない!
― END ―
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