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名寄駐屯地の公式ホームページです。

TEL. 01654-3-2137

〒096-8584 北海道名寄市字内淵84番地

アクセスACTIVITY

活動内容

氷の中でキラキラと燈る柔らかな光
名寄駐屯地 しもかわアイスキャンドルミュージアムに協力

 名寄駐屯地(司令:藤田明大1等陸佐)は、令和7年2月8日〜2月9日の間、豊かな森林に囲まれ多くのスキージャンパーを輩出している北海道下川町で開催された「第51回しもかわアイスキャンドルミュージアム」協力し、第3即応機動連隊(連隊長:藤田明大1等陸佐)がメインオブジェを製作した。
 1月27日から製作を開始し、例年にない暖かさで雪が解けてしまう時や氷点下10℃を下回る厳しい寒さなど寒暖差が激しい中、1日約10名がスノーブロックの製作や設計図に基づき寸法を確認しつつ重機で集めた雪をチェンソーやスコップで削り、全力で製作にあたった。メインステージ脇には来場者を出迎えるウェルカムアーチを、正面にはスノーブロックを積み上げ独創性あふれる雪のメインオブジェを製作した。
 開催当日のメイン会場では、約3000個の氷でできたアイスキャンドルを丁寧に配置し、夜の訪れとともに次々に火が灯された。会場内は、キラキラと燈る琥珀色の柔らかな光が包まれる中、引渡し式が行われ作業隊を代表して第4普通科中隊(中隊長;遊佐崇1等陸尉)から田村町長へ製作した各種雪像が引き渡された。
 会場には多くの町民や観光客が訪れ、幻想的な雰囲気の中、数多く立ち並ぶ出店やアイスキャンドルの火付け体験などを楽しんだ。
 雪像製作の後半に作業隊長を務めた田中文將2等陸曹は「作業の進捗が心配だったが灯りが燈り完成した会場を見て、大きな達成感を得た」と述べ安堵の表情を浮かべた。
 開催2日目のフィナーレでは、冬の澄み切った夜空に色とりどりの花火が打ち上げられ、街一帯がアイスキャンドルの柔らかな光に包まれた2日間の祭典は静かに閉幕した。
 駐屯地は、引き続き近隣市町村で開催される各種行事やスキー大会に協力し、地域との交流と連携を図り「活力ある健全で信頼される駐屯地」を目指していく。


活動写真



▲氷を使用してスノーブロックの作成


▲メインオブジェに文字を掘る


▲アイスキャンドルを設置


▲地域の人々と点火を行う


▲昼間の会場


▲消えてしまったアイスキャンドルに火を灯す


▲引渡し式


▲夜間の会場の様子

バナースペース

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