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活動内容

雪質日本一の雪祭り
名寄駐屯地「第７１回なよろ雪質日本一フェスティバル」に協力

　名寄駐屯地（司令：山﨑潤１等陸佐）は、令和５年１月１１日から２月１３日までの間、名寄市南広場で開催された「第７１回なよろ雪質日本一フェスティバル」に協力し、行事の円滑な運営に寄与するとともに地域住民との交流を図り、自衛隊に対する理解と信頼の醸成を図った。
　なよろ雪質日本一フェスティバルは、雪質日本一を誇る名寄市で行なわれる毎年恒例の冬の風物詩であり、道内では札幌雪まつりに次ぐ歴史ある雪まつりである。
　本行事には、名寄駐屯地に所在する第４高射特科群第３１６高射中隊（中隊長：香田卓哉３等陸佐）が担任し、メインステージや滑り台、人気キャラクターの雪像を制作した。
　雪像は、製図や模型を作成して綿密な作業行程に基づき、約２５名の隊員が約１ヶ月に亘り日々制作にあたった。制作期間中は、氷点下１５度以下の肌を刺すような寒さと度重なる降雪に見舞われながらも、隊員達はアルミスコップやチェーンソーなど各種の資器材を駆使して制作にあたり、隊員一人ひとりが丹精込めて各種雪像を仕上げた。
　完成した雪像は、高さ約６．５メートル、幅４０メートルのステージと滑り台が連接した迫力ある雪像であり、２月１１日の開会式においては、第４高射特科群長（吉田修造１等陸佐）から加藤名寄市長に雪像が引き渡された後、テープカットが行われ本行事は開幕を迎えた。
　開催期間中は、多くの地域住民や観光客が会場を訪れ、特に来場者の注目を集めた長さ約１７メートルの巨大な滑り台とチューブ滑りでは子ども達が歓声を上げながら迫力ある滑りを楽しんだ。また、人気キャラクターの雪像前では、記念撮影を行う家族連れの姿であふれた。更に、夜間の会場には色とりどりのイルミネーションが灯り、開催期間中の３日間は、大いに賑わいをみせた。
　名寄駐屯地では、今後も地域で開催される各種行事に協力し、地域住民との交流を通じ、自衛隊に対する理解と信頼を深め、地域との連携を図っていく。