観測競技会 | |
4月8日、9日及び11日にかけて、射撃の観測及び潜入・標定活動を北千歳駐屯地及び滝川演習場において実施しました。 射撃の観測においては、例年より目標数を増加させた競技となり、普段以上に前進観測班長と連絡陸曹が連携して、各目標に対する迅速・正確な標定及び射撃要求が求められる等、平常心が試される競技となりました。 また、潜入・標定活動では、普段使い慣れていない場所において実施され、各前進観測班の真の実力が試される競技内容であったため、各班の練度の差が大きく露呈する結果となりました。 |
|
(潜入及び標定活動) 敵に見つからないよう、限りなく低い姿勢で目標を評定する隊員 |
通信競技会 | |
4月10日及び11日、観測競技会と同じく、普段使い慣れていない滝川演習場において有線の部、同月14日及び15日、近文台演習場において無線の部を実施しました。 有線の部においては、競技開始の合図とともに、威勢よく各隊員が疾走するスピーディーな競技となりました。構成の終盤、車両運行が出来ない箇所から構成組長と延線手の2名による徒歩構成のため、約700mを汗だくになりながら構成する、壮絶な戦いとなりました。 無線の部では、強風にあおられ車両の幌がバタバタと音を立てる状況の中、「信号音」を聞き逃さぬよう必死に努力する姿が見られました。また、全参加者の内、女性自衛官が1/4を占め、女性の活躍が注目される競技会となりました。 |
|
(有線の部) 約700mを徒歩にて有線構成する隊員 |
(無線の部) 「信号音」を電報に変換する隊員 |
射撃指揮競技会 | |
4月13日、旭川駐屯地操砲訓練場において、射撃指揮競技会を実施しました。 森下師団長が視察される中、各部隊の指揮班はこれまでの練成成果を遺憾なく発揮し、次々と付与される数多くの不測事態に立ち向かい、競技の終始に亘り、継続した火力発揮に努める等、射撃指揮特有の緊張感の中、シェルター内は真夏並みに熱くなる競技会となりました。 |
|
システム故障の状況により、アナログで計算する隊員 | |
整備(装輪・装軌)競技会 | |
4月13日、昼間に駐屯地内において学科試験を実施し、同日夜間に近文台演習場において、連隊として初の夜間整備競技会を実施しました。特に、各実技においては、暗夜の中、確実に点検箇所をチェックし、故障箇所を見逃さないよう、日頃の訓練成果が試される競技会となりました。 | |
(装輪整備) 暗がりの中、確実に手で触り、牽引フックの点検をする隊員 |
(装軌整備) 少ない光を頼りに、転輪の点検をする隊員 |
測量競技会 | |
4月14日及び15日、近文台演習場において、測量競技会としても、連隊として初の夜間の競技会を実施しました。音と光の発生を局限して我の行動を秘匿するため、平素に比し強い連携が必要となる競技会となりました。 | |
暗夜の中、測量結果を集計する隊員 | |
ページトップへ |