第1特科団(団長 大場将補)は、令和2年10月5日から10月12日までの間、矢臼別演習場において「令和2年度職種機能等強化(火力)」を担任・実施しました。 本訓練は、「師団及び旅団の陣地防御における情報と火力の連携を強化し、総合戦闘力を最大限発揮し得る方面隊の特科部隊を練成」及び「師団及び旅団特科部隊と方面総監部、第1電子隊及び方面情報隊との協同訓練」を目的として、参加人員約1600名、火砲及びロケット発射機約21門をもって行われました。 本年度の取り組みとして、領域横断作戦における情報と火力を連携する枠組みを充実するため方面総監部の火力調整所と電子戦調整所を統合した「総合ターゲティングセンター」と、情報収集調整所及び空域調整所を実設し、訓練部隊(第2特科連隊、第7特科連隊、第5特科隊及び第1特科群)が領域横断に関する調整ができる体制を取りました。 訓練部隊は、観測機関により収集した重要目標に対して非殺傷火力と連携した効果的な殺傷火力を発揮し、対抗部隊(第11特科隊及び第4特科群内各大隊)は、各種火力から回避・健在しつつ、実弾射撃を実施しました。 |
電子戦調整所、情報収集調整所及び空域調整所と連接した総合ターゲティングセンター | 訓練部隊指揮所(第1特科群) |
敵砲迫標定中のP−16レーダ(第7特科連隊) | 無人機(スキャンイーグル2)の発進(情報教導隊) |
妨害電波の送信(第1電子隊) | 99式155mm自走榴弾砲の射撃(第11特科隊) |
203mm自走榴弾砲の射撃(第104特科大隊) | 対抗部隊指揮所(第11特科隊) |
〒066-8668
北海道千歳市北信濃724番地
TEL 0123-23-2106(内線5225)