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陸上自衛隊北部方面隊第1特科団WEBSITE  1ABPR

                       

 1.11.18 令和元年度職種強化施策(特科)

  第1特科団(団長 片岡将補)は、令和元年11月18日から27日までの間、矢臼別演習場において「令和元年度職種等強化施策(特科)」を担任しました。
 本訓練は、「師団等の陣地防御における情報と火力の連携を強化するとともに、総合戦闘力を最大限発揮し得る北部方面隊の特科部隊を練成する。この際、火力戦闘における一連の指揮幕僚活動、観測機関の標定能力の向上を重視するとともに、北部方面総監部、第1電子隊及び北部方面情報隊との協同訓練を実施する。」を目的として、参加人員約2,100名、火砲約40門をもって行われました。
 全部隊編成完結式において統裁官片岡将補は、「情報と火力の連携を強化するとともに将来の火力戦闘に資する教訓を獲得」、「主動的な射撃指揮の実行」、「安全管理・健康管理」の3点を要望し、「これまで諸官が準備した成果を発揮して、この訓練が充実感をもって終了することを期待する。」旨、訓示しました。
 各訓練部隊(各師団・旅団特科部隊及び第4特科群本部)は、我の近接戦闘部隊の状況を把握し、第一線に対する火力協力を行いながら、自隊観測機関の標定活動と第1電子隊及び北部方面情報隊による目標情報の分析・評価に資する情報業務(収集・処理)を通して、情報と火力の連携について演練するとともに、対抗部隊(第2特科連隊及び第1特科群)は各訓練部隊が潜入させた観測斥候を意識して、企図の秘匿を図りつつ、陣地地域の安全化を行い、偵察・占領し、健在性保持に努めた陣地を活用し射撃練度の向上を図りました。
   
第4特科群指揮所 第11特科隊指揮所 
   
P-13レーダによる敵砲迫の標定(第7特科連隊情報中隊) P-16レーダによる敵砲迫の標定(第5特科隊情報中隊)
   
 203mm自走榴弾砲の射撃(第1特科群第102特科大隊) 99式155mm自走榴弾砲の射撃(第2特科連隊第3大隊)
   
 合同情報調整所 射撃審査(統裁部)




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