第1特科団(団長:梶原将補)は、平成26年5月22日から29日までの間、第101特科直接支援大隊のほか、北部方面施設隊・航空隊・通信群、別海・北千歳駐屯地業務隊、の支援を得て、特定正面を担任する特科団内地対艦ミサイル連隊の行動を検閲課目として、第1地対艦ミサイル連隊訓練検閲を行いました。
第1地対艦ミサイル連隊(連隊長:小沼1佐)は、5月22日と23日、北千歳駐屯地において応急出動準備訓練を行い、文書・物品等の業務隊への引き継ぎ、防衛出動に必要な教育訓練等を行い、出動準備を万全にしました。
25日駐屯地を出発した連隊は、矢臼別演習場、美幌演習場、釧路演習場、計根別飛行場、藻琴山、開陽台、美幌峠と広域に展開し、迅速な陣地の偵察・占領、2日間に亘る雨により泥濘化した中での陣地構築、航空攻撃及び遊撃対処等を行いながらも所命の時刻までに対艦戦闘準備を完了させました。
隊員は小沼連隊長の「基本・基礎の確行」、「実力の最大限発揮」及び「安全管理・物品管理の万全」の要望事項のもと、「頭号魁連隊」の誇りを堅持し、野戦特科精神を発揮、最後まで連隊一丸となって行動し、敵艦船に対する対艦火力戦闘を実行し任務を完遂しました。
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