第1特科団(団長:梶原将補)は平成26年4月14日から17日までの間、北千歳駐屯地及び北海道大演習場千歳地区、東千歳地区、柏台地区において、基礎となる部隊以下(班・組等)の練度向上を図り、じ後の訓練の基礎を確立することを目的として、平成26年度第1特科団戦技競技会を実施しました。 競技会に先立ち統裁官(団長)は「各人の役割の自覚と実践」「基本・基礎の確行と安全の確保」の2点を要望し、「競技参加部隊が団結して競技に臨み、これまでの練成成果を最大限に発揮することを期待する。」と訓示しました。 競技は3年連続の実施となる無線通信競技と平成21年度以来5年ぶりの実施となる測量競技が行われました。 無線通信競技は、3個地対艦ミサイル連隊、2個特科群の各大隊及び群本部中隊(計9個部隊)、観測中隊、団本部中隊の計14個部隊が参加し、無線班長以下4名を2個組に分け、それぞれの地域において無線所を開設し、2所1系の対向通信による正確・迅速な電報の処理及び送受信を競いました。 測量競技は大隊等対抗の部に第1特科群の4個大隊、第4特科群の3個大隊、観測中隊の計8個部隊の他、第5特科隊がオープン参加し、昼間の大隊陣地測量を行い、中隊対抗の部に各ミサイル連隊の4個中隊の計12個部隊が参加し、昼間の中隊陣地の測量を行いました。 選手たちは冬季間及び融雪期間の諸制約をものともせず練成訓練で積み重ねてきた成果を発揮して部隊の誇りと個人の名誉をかけ、真剣な眼差しで競技に臨んでいました。 成績は以下の通り 測量(大隊対抗の部) 優勝 第1特科群第101特科大隊 2位 第1特科群第133特科大隊 3位 第1特科群第102特科大隊 測量(中隊対抗の部) 優勝 第3地対艦ミサイル連隊第4中隊 2位 第1地対艦ミサイル連隊第2中隊 3位 第1地対艦ミサイル連隊第4中隊 無線通信の部 優勝 第4特科群本部中隊 2位 第4特科群第120特科大隊 3位 第1地対艦ミサイル連隊 |
選手宣誓 | 測量競技(大隊対抗) |
測量競技(中隊対抗) | 無線通信の部 |
測量競技(大隊対抗の部)優勝 第1特科群第101特科大隊 |
測量競技(中隊対抗の部)優勝 第3地対艦ミサイル連隊第4中隊 |
無線通信の部優勝 第4特科群本部中隊 |
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