第1特科団(団長:梶原陸将補)は、平成26年10月13日から22日までの間、矢臼別演習場において「平成26年度方面隊職種協同訓練(特科)」を担任実施しました。 本訓練は、方面隊内各特科部隊の情報と火力の連携(射撃に資する目標情報の収集・処理及び目標情報に応ずる効果的な射撃に関する指揮幕僚活動)の練度向上を図り、併せて99式155mm自走榴弾砲の戦力化を推進することを目的として、参加人員約2000名、火砲の実弾約2500発を使用し、東北方面特科隊、第9特科連隊等の支援を得て行われました。 訓練は矢臼別演習場西側地域にレーダ・火光・音源等の観測機関を展開、通信電子防護(レーダ妨害の回避)を実施しつつ、対抗部隊砲兵群の実弾射撃に対して、情報収集・処理、射撃任務の付与、射撃命令の伝達に至る指揮所活動を一連の状況下で行いました。 99式155mm自走榴弾砲の戦力化の推進は、第7特科連隊が担任し、各師(旅)団特科隊の戦砲隊陸曹等の参加を得、操作時の各種教訓事項について意見交換し、情報を共有しました。 20日には、北部方面総監の視察を受け、各部隊は連・群・隊長以下、今まで積み上げてきた訓練成果を遺憾なく発揮し、今後につながる多大な成果を得て訓練を終了しました。 |
第1特科団統裁室 | 第2特科連隊指揮所 |
第7特科連隊指揮所 | 第5特科隊指揮所 |
第11特科隊指揮所 | 第4特科群指揮所 |
対抗砲兵群(第1特科群)指揮所 | 対抗砲兵群指揮所の構築(第13施設隊) |
敵砲迫を標定するP‐7レーダ(第301観測中隊) | 射撃姿勢のMLRS発射機(第129特科大隊) |
203mm自走榴弾砲の射撃(第102特科大隊) | 99式155mm自走榴弾砲の射撃 (第7特科連隊第4中隊) |
TOT(同時弾着) | 北部方面総監(写真左)への概要報告 |
99式155mm自走榴弾砲に関する意見交換会 | 研 究 会 |
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