沿 革
第18普通科連隊は、昭和29年8月、福島の第1普通科連隊第3大隊と船岡の第5普通科連隊第3大隊を基幹に組織され、同年10月、第18普通科連隊として東千歳駐屯地で編成完結、方面直轄部隊として真駒内に移駐した。昭和37年、第11師団の新編に伴い隷属となる。平成4年、師団唯一の装甲車化連隊となり、平成16年、96式装輪装甲車(通称:WAPC)が装備された。平成20年3月、師団から旅団への改編に伴い、連隊も連隊本部・本部管理中隊・3個の普通科中隊基幹に改編される。 現在は、旅団の旗本連隊として、北海道の政治経済の中枢である札幌の地において輝かしい伝統を継承しつつ、札幌市、岩宇4町村、羊蹄7町村を担任しているところである。 令和6年、連隊は創隊70周年を迎え、これまで以上に地域に信頼され、我が国の平和と独立、国民の安心と安全を守る精強連隊として、日々教育訓練に邁進していく。~御挨拶~
第18普通科連隊は、北海道の政経中枢である札幌市をはじめ、羊蹄7町村及び岩宇4町村の隊区を担任する任務にあたっています。
また、さっぽろ雪まつりの雪像制作をはじめ、宮様国際スキー大会、札幌国際スキーマラソン大会、並びに札幌市総合防災訓練等々の各種行事にも積極的に支援させていただいております。
我が国防衛の誇りと覚悟を持ち、日々訓練に邁進し、国民の皆様からのご期待、信頼に応え、いついかなる任務をも完遂し得る精強な部隊の練成に努めて参ります。
その他連隊紹介
シンボルマーク
由 来
平成15年10月に当時の本部管理中隊・高橋2曹(現在准尉、第7代最先任)によってデザイン、作成された。
シンボルマークには、
鷲(わし)=精強性をテーマ
稲 妻=電光石火の様な「迅速な行動」
月 桂 樹=勝者の証
の意味が込められている。
連隊花「木蓮」
由 来
昭和36~39年、第5代連隊長高木成助氏が「十八連」という文字を基に「もくれん」をシンボル花と制定したものである。「十八」を合字し「木」に、連隊の「連」は「漣」と同音であることから「 十八連」を「木連」としたのが由来である。
連隊歌
連隊キャッチフレーズ
由 来
永らく旅団の旗本連隊、方面の膝元部隊として、 各種任務に対応していた連隊だが、令和6年、連隊創立70周年の節目において、あらためて連隊独自のキャッチフレーズを募集 集まった16の候補の中から所属全隊員で投票を行い決定したものである。