第11高射特科隊



 第11高射特科隊は、平成元年第11特科連隊第6大隊を母体に新編された「第11高射特科大隊」を前身としており、平成20年に第11師団の旅団化に伴い「第11高射特科中隊」として再スタートし、平成31年3月第11旅団の機動旅団化に伴う部隊改編により「隊」として編成されました。
 第11高射特科隊は、旅団の対空作戦に係る統制・調整を担任するとともに、対空レーダによる対空情報の収集、近距離・短距離誘導武器(ミサイル)による対空戦闘を任務とする部隊です。




【隊 長】


  第4代隊長
  2等陸佐 佐藤 佑哉
  学 歴
  北海道東海大学 工学部卒

     部隊歴
  平成17年 入 隊        (福岡県)
  平成18年 第2高射特科大隊   (北海道)
  平成28年 高射学校       (千葉県)
  平成29年 第9高射特科大隊   (岩手県)
  平成31年 西部方面総監部    (熊本県)
  令和 3年 第7高射特科連隊   (北海道)
  令和 4年 第1高射特科団    (北海道)
  令和 5年 現 職        



隊長挨拶

令和5年3月13日、第4代第11高射特科隊隊長に着任しました。
「備える」を基調として、これまで築いてきた部隊の良き伝統を継承しつつ、必要な教育訓練や各種基盤の強化を主体的に取り組んでいく所存です。  

与えられた任務を完遂するため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。




【装備品紹介】

81式短距離地対空誘導弾
 純国産の本格的短距離地対空誘導弾であり、フェーズドアレイ式多機能レーダを採用している。
(隊配備:平成元年)


93式近距離地対空誘導弾
 低空域目標の撃墜を主とした地対空誘導弾であり、高機動車に搭載されて運用される。
(隊配備:平成20年)


対空レーダ装置
JTPS-P14
 中空域における対空監視網を構成して目標情報資料を収集する全周捜索用フェースドアレイレーダーである。
(隊配備:平成5年)


対空レーダ装置
JTPS-P9
 主に低高度で飛行する航空機及びヘリコプタを全周にわたって連続監視を行い、取得した目標情報を師団対空情報処理システム等へ伝送するレーダーである。
(隊配備:昭和62年)


対空戦闘指揮統制システム
ADCCS(Ⅱ型)
名 称「対空戦闘指揮統制システムⅡ型」
(英:Air Defence Command Control System、略語ADCCS(通称アドックス))
対空レーダ等の情報を集約し、対空射撃・対空戦闘に必要な情報を迅速・正確に処理伝達するための指揮・統制を行うシステム。                                    (隊配備:令和4年)





【Photos】