第3偵察戦闘大隊は、滋賀県高島市の今津駐屯地に駐屯していた第3戦車大隊と兵庫県伊丹市の千僧駐屯地に駐屯していた第3偵察隊を基幹として、令和5年3月に第3戦車大隊、第3偵察隊の廃止とともに今津駐屯地に新編されました。
任務は、近畿2府4県の防衛警備を担任する第3師団の任務達成に関する情報収集を主な任務とし、隊区として滋賀県の防衛・警備そして災害派遣を担任しております。
第3偵察戦闘大隊は各種事態に備え、速やかに即応する部隊として任務に邁進します。
第3偵察戦闘大隊のシンボルマークは第3戦車大隊の獅子、第3偵察隊の黒豹からネコ科の動物の部分を継承しサーベルタイガーを使用しています。
第3偵察戦闘大隊は偵察中隊と戦闘中隊の2つの主力部隊から成り、サーベルタイガーの大きな2本の牙が2つの主力部隊を体現しています。
2016年に制式化された105mm砲を固有装備する8輪の装甲車
火力と機動力を駆使してさまざまな事態に対応ができ、輸送機での空輸が可能
1987年に制式化された25mm機関砲を固有装備する6輪の装甲車
車両に装備された25mm機関砲と74式車載機関銃による軽易な戦闘も可能
時速100kmで走行することができ、路上機動による偵察警戒任務にあたる。
小松製作所製造の装甲車両
路上機動による高速走行と不整地走破性を兼ね備えている。防護性及び生存性を高めた小型の装甲車で、主に偵察警戒任務にあたる。
カワサキKLX250をベースにエンジンガードなどを装備
UH−1ヘリコプターや偵察用ボートに積載することができ、小型車両等で通行不可能な地域の偵察で活用する。