| 令和7年8月1日付で統合幕僚監部防衛計画部から第14飛行隊長兼ねて北徳島分屯地司令に着任しました2等陸佐 齋藤翔平と申します。平素から我々の訓練をはじめとした各種活動に対してご理解・ご協力いただきまして誠にありがとうございます。約7年ぶりの部隊勤務となりますが、自衛隊の基幹である作戦基本部隊において国防の一翼を担えることにこの上ない喜びと誇りを感じるとともに、その重責に身の引き締まる思いです。 さて、我が国を取り巻く安全保障環境は、普遍的価値やそれに基づく政治・経済体制を共有しない国家が勢力を拡大していることや、力による一方的な現状変更とその試みに起因するグローバルなパワーバランスの変化により、戦後最大の試練の時を迎えています。このような情勢の中、自衛隊は令和7年3月の統合作戦司令部創設やスタンド・オフ防衛能力の強化等、防衛力を抜本的に強化するための各種施策を着実に進めているところです。最近では、これに加えて令和4年12月に策定された安保関連3文書の改定検討前倒しの指示に象徴されるように、刻一刻と変化する国際情勢に対応するため、スピード感を持った変革が自衛隊全体に求められている状況です。 四国で唯一の陸上自衛隊の空中機動能力を有する部隊である第14飛行隊についても、この変革の例外ではなく、情勢の変化に対応し得るよう、平素からの各種訓練等を通じて能力の維持・向上に努め、地域の平和と安定の確保に取り組んでおります。 このように、第14飛行隊は地域の平和と安全を確保するためには必要不可欠な唯一無二の存在であり、何時如何なる状況においても任務を達成することが求められます。したがって、統率方針を「任務完遂」と定めつつ、隊員には「和衷協同」の精神で任務に邁進することを要望して強靭な部隊を育成していく所存です。 また、任務完遂のためには、同時に安全を確保することが絶対条件であり、飛行隊の創隊以来の航空無事故という、諸先輩方の血の滲むような努力で継続している伝統を引き継ぎ、個人だけでなく組織的に連携して安全を確保するために、「組織で安全確保」を安全指針として掲げ、任務完遂に邁進して参ります。 最後に、これまで支えてくださった皆様を裏切ることが無いよう、全力で任務完遂し得る部隊を育成することを、ここにお誓い致しまして、着任のご挨拶とさせていただきます。
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