新年の挨拶 第13旅団長
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
第13旅団の隊員諸官並びにご家族の皆様、そして平素からご支援・ご協力を頂いている中国5県の防衛協力諸団体をはじめとする地域の皆様におかれましては、令和8年の新春を清々しく大きな希望をもって迎えられたこととお慶び申し上げます。
私は昨年8月、第17代第13旅団長を拝命いたしました。歴史と伝統ある第13旅団の旅団長として着任したことを大変うれしく思うとともに、その重責に日々身の引き締まる思いを新たにしているところです。
さて、現下の国際情勢は我々の想像をはるかに上回る速度で変化しており、我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も厳しいといわれています。また、国内では南海トラフ地震をはじめ、大規模な自然災害も見積もられています。我々は我が国防衛の第一線部隊として、中国5県の国民の皆様の安心・安全を守る最後の砦として、実力を高め、あらゆる任務を完遂しなければなりません。
そのような認識のもと、私は統率方針として「責務の完遂」を掲げました。隊員諸官には、社会人として法に基づく責任があり、自衛官として任務遂行の義務があります。その上で、第13旅団は、部隊として行動し任務を完遂する責任があります。我々は、あらゆる困難な事態にも、個人及び部隊として即時行動し、その責任と任務を完遂しなければなりません。
また、要望事項として「信頼・挑戦・継承」の三点を掲げました。
第一の「信頼」について、私は第13旅団の全ての部隊・全ての隊員諸官を信頼して統率していく所存です。各部隊・隊員諸官には、各部隊間、そして、隊員相互の間で強固な信頼関係を構築して欲しいと思います。
第二の「挑戦」について、我々が事態対処の実力を高めていくには、多くの困難な高い壁を乗り越えなければなりません。各部隊・隊員諸官には、その壁を乗り越えるため、何事にも失敗を恐れず、挑戦を続けてもらいたいと思います。
第三の「継承」について、私はこれまでの自衛官人生の中で、心が震えるほどの感動を何度もしてきました。その感動の根源は、隊員諸官の直向きさや一生懸命さ、勇気ある行動、そして、優しさや愛情といった「自衛官らしさ」にあると考えています。各部隊・隊員諸官には、諸先輩から引き継がれてきた良き伝統を、後輩たちに継承していってほしいと思います。
結びに、我々陸上自衛隊は、昭和25年に警察予備隊として創隊されてから、今年で76年を迎えます。これまで、カンボジア、イラク、ゴラン高原などで難しい国際任務を完遂し、今この瞬間もジプチ、南スーダン、シナイ半島で任務遂行中の隊員たちがおります。国内では、日航機墜落、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、東日本大震災など、未曽有の国家的危機に適切に対応し、多くの成果を挙げてきました。陸上自衛隊が必要とされる大きな国家的危機は、また何時何処に訪れるのか、誰も予測はできません。しかし、我々はその日のためにあるのです。
第13旅団は、いついかなる事態にも即動し任務を完遂するため、本年も初動を重視した即応態勢をとりつつ、各種訓練に着実に励み、地域の皆様と共に歩み続けます。地域の皆様には、どうぞ変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

新年の挨拶 広島県防衛協会会長
令和8年の新春を迎え、謹んでお慶びを申しあげます。
平素より、広島県防衛協会の活動にはご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、昨今のわが国を取り巻く安全保障環境は、中国による尖閣諸島を含む東シナ海や日本海などわが国周辺の海域における軍事行動の活発化や、台湾への軍事的圧力の常態化のほか、ロシアによるウクライナ侵略では和平協議が進む一方で未だロシア軍による攻撃が続くなど、先行きが見えない不安定要因が先鋭化しており、緊張が高まっています。
また、サイバー攻撃による通信・重要インフラの妨害やドローン技術を用いた兵器の開発など、従来の軍事力の枠に収まらない領域においても軍事的脅威が顕在化しております。
一方で、人道支援・災害救援分野での国境を越えた協力体制の強化など、地域の安定と安心につながる動きも増えてまいりました。
国際社会の平和と安定した秩序を実現するためには、近隣諸国との相互理解と信頼関係をより強固なものとし、安全保障環境を整えていく取組みが重要になります。
陸上自衛隊第13旅団におかれましては、中国5県の防衛・警備に加え、国際平和協力活動及び災害派遣等、多様な役割に迅速に対応することができるよう、日々研鑽を積まれていることと存じます。日頃より懸命に任務を遂行されている隊員の皆様に心から感謝申しあげます。
今後とも橋爪良友旅団長を中心に、活力あふれる精強な部隊として、厳正な規律の下、国家防衛という崇高な任務の遂行を通じて、地域住民、国民から広く頼られ、愛される存在となられることをご期待申しあげます。
私ども防衛協会といたしましても、広島県隊友会並びに広島県自衛隊家族会など自衛隊協力団体と連携し、自らの国は自らで守るという信念のもと、地域住民や企業に対し、より正しく自衛隊の重要性や国土防衛に対する理解が得られるよう、鋭意努力していく所存でございます。
結びに、厳しい環境下で各地における国際平和協力活動や国内での災害救助活動に邁進されております第13旅団の皆様に敬意を表するとともに、今後ますますのご発展と、隊員並びにご家族の皆様のご多幸とご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

新年の挨拶 広島県隊友会会長
第13旅団の隊員の皆様、ご家族の皆様、協力団体の皆様、そして地域の協力者の皆様、新年明けましておめでとうございます。皆様には、穏やかに正月を迎えられたことと思います。
隊員の皆様には、年末一杯まで訓練や演習場整備に多忙な日々を送られ、本当にお疲れさまでした。この冬は、例年以上にインフルエンザが流行っておりますので、お身体にはくれぐれもお気を付け下さい。
国際社会では、ウクライナ情勢、パレスチナ情勢、シリア情勢等々いずれも先行きを見通すことができない状況が続いています。東アジアにおいても、止むことのない中国の力による現状変更の試みは、経済的威圧に加え軍事的威圧・威嚇へとエスカレートする恐れを孕んでおり、これに呼応するかの如く極東におけるロシアの行動も活発化が危惧されています。予測不能な北朝鮮の行動に加え、国内の自然災害への対応も予断を許さず、自衛隊の役割は一層重要性を増しています。
このような状況の中、我が国では、防衛力の強化、防衛装備品の共有等同志国との連携の強化等々防衛体制の強化が図られつつあります。中でも、体制強化の骨幹となる隊員の募集は喫緊の課題であり、処遇等早急な改善が求められています。
私たち隊友会は、自衛隊のOBが、陸・海・空を問わず、階級の別なく、等しく集う公益社団法人で、中国五県には約六千名もの会員がおります。日頃から、第二の人生を過ごす地域ごとに集まって活動をしていますが、中でも、自衛隊の真摯を地域の方たちに伝えること、現職の皆さんの活動や隊員の募集を側面から支援することを大切な役目として、今後も地道に活動を続けたいと思っております。皆様も、リタイア後は是非隊友会にご参加ください。お待ちしております。
年頭にあたり、この一年が、皆様にとって実り多き年でありますよう心から祈念し、ご挨拶といたします。

新年の挨拶 広島県自衛隊家族会会長
橋爪良友第13旅団長初め隊員の皆様、ご家族の皆様、自衛隊協力団体の皆様、新年明けましておめでとうございます。
平素より公益社団法人自衛隊家族会広島県自衛隊家族会(以下自衛隊家族会)の活動に、ご高配賜り厚く御礼申しあげます。
我々自衛隊家族会は、自衛官の家族を中心として組織された、自衛隊を応援する公益社団法人です。「隊員に最も身近な存在であることに誇りを持ち、力を合わせて自衛隊を支える」というスローガンを掲げて、広島県防衛協会、公益社団法人隊友会広島県隊友会などの自衛隊協力団体と、連携・協調を図りつつ活動しております。
昨年は、能登半島が大地震に見舞われてから1年、第13旅団の皆さんが尽力された能登の復興への歩みが本格化しました。同時に阪神・淡路大震災からは30年目、終戦からは80年という重要な節目を迎え、日本の災害復興力と平和への意識を再確認する年となりました。また、大阪・関西地域では万博開催により、インフラ整備と国際化が急速に進展した年でもありました。これらは、日本の未来に向けた希望と技術革新を象徴しています。
国内では、熊被害の拡大、各地での大規模火災の発生、コメ価格の高騰などのほか、日経平均株価は50,000円超え、ノーベル賞日本人2人選出などの喜ばしいニュースもありました。海外では、NATOの防衛費GDP5%合意、トランプ関税の発動など、日本への影響を避けることができない事柄もありました。
さて、本年や如何に。
日本を取り巻く安全保障環境は年々厳しさを増し、いよいよ中国はその本意をあらわにすることを躊躇わず、北朝鮮とロシアの結びつきは強くなっております。日本を取り巻く環境は転換期にあり、日本もそれに見合った安全保障政策のアップデートを検討していくということで、高市総理は、安全保障3文書の前倒し改訂を示唆しました。
今年は「丙午(ひのえうま)」の年です。「丙」は火の要素を持ち、太陽や明るさの生命エネルギーを表し、「午」は脱皮し成長する蛇から再生と変化を力強さや前進あるいは飛躍の象徴とされ、明るい未来を意味しているとのこと。この二つから、令和8年は、希望と活力に満ちた年となる事でしょう。
第13旅団は、厳しい鍛錬のもと、人の和を大事にすることで、強い組織を構築され「百万一心」を合言葉に任務を完逐されています。自衛隊家族会は、自衛隊を、そして第13旅団を応援します。本年は隊員の皆様一人ひとりが実り多き飛躍の年となりますよう祈念して、年頭のご挨拶といたします。

新年の挨拶 第13旅団最先任上級曹長
謹んで新春をお祝い申し上げます。
新しい年が始まる事に、身が引き締まる思いが満たされております。
旧年は中国地区内においても林野火災をはじめとして、各種災害にみまわれた1年でありました。その中でも第13旅団の隊員は国民の期待に応えるため、日々最善を尽くし災害復興に尽力してまいりました。またあらゆる任務に対応するため、国内外において昼夜を問わず日々訓練に励み、困難を乗り越え、旅団一丸となって目標に向かって前進していった1年でもありました。
そうした活動を私達が憂いなくできたのも、地域の皆様方からの支え、隊員御家族の皆様からの支えがあったからこそと心から感謝しております。私達が日々職務に専念できるのも、皆様の御理解と御支援があることと実感しており、本年も隊員の背中を支えて頂きますようお願い申し上げます。
本年は更なる成長を成し遂げようとするため、「SHINKA」という文字を掲げていきたいと思います。日本語には同じ読み方でも漢字が異なれば様々な意味を指し、海外の文化を積極的に取り入れ、自国の文化と融合させながら発展してきた創造性豊かな日本国の一例であるといえます。
将来に繋がる新たな挑戦・投資のための「新化」、1歩、2歩進み、先を見据え、先を読み、幅広く考え・行動するための「進化」、現状に満足せず、自己の能力を伸ばし、人に尽くすための「伸化」、技術(戦技)・識能を深め、更なる磨きをかけるための「深化」を図ってほしいと思います。
第13旅団の准曹士隊員の最上位者として、隊員が困難を乗り越えて新たな段階へ進むことを図るべく自らも「SHINKA」し、各部隊の最先任上級曹長等と連携し、旅団精強の一助となるよう精進してまいります。
本年も第13旅団への皆様からの更なる御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとって幸多き年になりますことを御祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
百万一心


「私の整理整頓術」
第13特殊武器防護隊長
宅島 宏幸 2佐
日々の仕事、家庭、趣味において、バランスの取れた生活を送るため、予定や部屋などの整理は生活の基盤となる重要なことであると認識しているこの頃でありますが、皆さま整理整頓への関心はいかがでしょうか。私が整理整頓したいものを思い浮かべてみると、仕事、家、頭の中などが浮かびますが、これらを片づけるには、まず物は全部出す、タスクは書き出す。次に共通項を探す(特に重要)、優先順位をつける。を心掛けております。本投稿にあたり、趣味の園芸から話が展開できないかと考えるに至りましたので、仕事、家庭と共通項にできそうなキーワードの「繋がり」をもって勝手ながら話を進めていきたいと思います。
はじめに、趣味の話になりますが、最近は観葉植物や野菜栽培といった園芸を趣味のひとつにしています。特に、観葉植物は、様々な色・形の植物を楽しめ、肥料や水やりの頻度が少なく、出張が多い自衛官でもできる趣味だと思います。野菜栽培も肥料、水、日光を与えて、季節にあった収穫を楽しむことができ、様々な野菜を育てることに挑戦したりと楽しんでいるこの頃です。
植物は、幹や葉はよく目にしますが、私は植物で特に興味深い部分は根っこであると思います。根っこは水や栄養の補給、さらに呼吸したりする大事な器官です。この根っこの特徴で育て方にも違いがでてきます。一例として、中南米原産のパキラは根っこが短く水を与えすぎると根腐れし易く、茄子は秋の収穫に備えて根っこを切ったりします。また、根っこと細菌が互いに栄養を得て助け合う関係にあう他、大蒜と苺など一緒に植えると育成を助け合うなど、興味が尽きません。
話は変わりますが、植物の「繋がり」について考えていると、過去に読んだマークブキャナン著の「複雑な世界、単純な法則:ネットワーク科学の最前線」を思い出したので、少し紹介します。この本は『わずか6人をたどるだけで、世界中の任意の2人は結び付けられる』という「スモールワールド・ネットワーク」という概念の解説書です。このネットワーク構造の肝は、クラスターの中に時折混在している遠くに伸びた橋渡しの役割をする「弱い絆」とあります。この構造の要となるものを知り当時は大変、興味深く感じたことを記憶しております。
さて、仕事で「繋がり」と言えばやはり「団結」であります。部隊は、指揮系統や幕僚系統、先任系統がありますが、やはりその根っことなるのは人間関係です。無形戦闘力の発揮のためにも強固な団結は、指揮系統の小隊長や班長といった要となる隊員の強い縦の関係と幕僚系統等のしなやかな横の関係に加え、さらにその関係を相乗させる人間関係の構築は重要です。強い組織となるためにも隊員・部隊といった様々な関係を部隊内・外で構築しつつ、戦闘支援部隊として各部隊とも連携が取れるよう隊員ともども切磋琢磨していきたいと思う所存であります。
最後に、家庭について振り返って見ますと、2歳になる長男による整理した部屋・おもちゃの散らかしによる恒常的な現状変更、長男・次男(2か月)の食事・風呂などの2正面作戦に夫婦協力して対応をしており、時間的・空間的に現状を整理して、整理整頓術を実践しておる次第であります。話が整理が出来たかは皆さまの感想にゆだねさせていただくことにしまして、皆さまも自分の整理整頓術を発見してみてはいかがでしょうか。

第8普通科連隊
宮崎 花 士長
宮崎士長は令和5年3月に自衛官候補生として入隊し、新隊員前期教育を第46普通科連隊(海田市)、後期教育を第8普通科連隊(米子)で修了した後、第8普通科連隊に配属され、現在は対戦車操作手として活躍しています。
Q1 自衛隊に入隊したきっかけは何ですか?
厳しい訓練を通じて、更に自分を成長させたかったからです。
Q2 第8普通科連隊を希望した理由はなんですか?
私の地元が米子だったこともあり希望しました。
Q3 学生時代の部活動は何ですか?
バスケットボール部に所属していました。
Q4 あなたの自慢(長所)を教えてください。
どのような場面でも、常に笑顔で明るくいられることです。
Q5 休日はどのように過ごしていますか?
自分の趣味でもある洋画鑑賞や、友達と過ごしています。
Q6 自衛隊での一番の思い出を教えてください。
令和6年度に矢臼別演習場で実施されたHTC訓練に参加したことです。
Q7 今の部隊に入って苦労したことは何ですか?
男性隊員と同様の訓練ができるように、日々の体力練成が必要なことです。
Q8 今後の目標は何ですか?
陸曹になって、通訳として部隊に貢献することです。
Q9 自衛官を目指す人にメッセージをお願いします。
自衛隊は何かと厳しいイメージがあるかと思いますが、同僚、先輩、上司が寄り添ってくれて、大変心地よい場所なのでチャレンジしてほしいです。

第17普通科連隊
日浦 大和 士長
日浦士長は令和6年4月に自衛官候補生として入隊し、第17普通科連隊(山口)で新隊員教育を修了した後、引き続き第17普通科連隊に配属され、現在は弾薬手として活躍しています。
Q1 自衛隊に入隊したきっかけは何ですか?
幼い頃から人の役に立ったり助ける仕事に就きたくて、テレビで自衛隊の災害派遣を見て自分もこんな人になりたいと思い入隊しました。
Q2 普通科部隊を希望した理由はなんですか?
第一線で活動できる事がとても魅力的に思い、普通科を希望しました。
Q3 学生時代の部活動は何ですか?
小学3年生から高校3年生まで野球をしていました。ポジションは「キャッチャー」をしてました。
Q4 あなたの自慢(長所)を教えてください。
協調性があるところです。元々話す事が好きだったので、色んな人とコミュニケーションをとり、良い関係に出来るところが自分の長所です。
Q5 休日はどのように過ごしていますか?
同期や学生時代の友達とカラオケやボウリングなどしています。最近では、映画館へ行って映画を鑑賞するのがマイブームです。最近、見た映画は「爆弾」です。
Q6 自衛隊での一番の思い出を教えてください。
教育隊でのガス体験です。ガスが充満した天幕の中で歌を歌って、涙と鼻水が止まらなくなったことが思い出です。
Q7 今の部隊に入って苦労したことは何ですか?
体力練成で走ったりするので体力がないときは苦労しましたが、やっていくにつれ成長も感じられ苦労、不安も減りました。
Q8 今後の目標は何ですか?
後輩が自分を見てお手本になれるような隊員になりたいです。
Q9 自衛官を目指す人にメッセージをお願いします。
自衛隊は、仲間がたくさんいるので何か不安があってもみんなが助けてくれます。不安を乗り越えれば自信になりますので安心して入隊してください。山口で待ってます。








