第13旅団創立25・26周年及び
海田市駐屯地創設74・75周年記念行事
旅団は、4月5日(土)、海田市駐屯地において「第13旅団創立25・26周年及び海田市駐屯地創設74・75周年記念行事」を実施しました。
記念式典では観閲式をはじめ、観閲行進や訓練展示等を披露するとともに高機動車の体験試乗や装備品展示等を実施し、お越しいただいた皆様に自衛隊の活動等について理解と関心を深めました。

式辞を述べる今村旅団長

観閲行進

訓練展示(オートバイドリル)

訓練展示(リペリング)

高機動車の体験試乗

装備品展示
自衛官候補生入隊式
旅団管内の各駐屯地において、自衛官候補生が着隊し入隊式が挙行されました。これから約3ヶ月、自衛官候補生課程の教育を受け、仲間とともに切磋琢磨し、立派な自衛官に成長していきます。

<米子駐屯地(鳥取県)>

<米子駐屯地(鳥取県)>

<日本原駐屯地(岡山県)>

<日本原駐屯地(岡山県)>

<海田市駐屯地(広島県)>

<海田市駐屯地(広島県)>

<山口駐屯地(山口県)>

<山口駐屯地(山口県)>

「とりあえず自衛隊に入ってみるという選択肢」
第8普通科連隊長
中尾 圭介 1佐
3月上旬、鳥取県内の入隊・入校激励会に参加する機会を得ました。自衛隊という謎の組織に足を踏み込むことに期待と不安でいっぱいの若人を見て、26年前に自衛官になるという道を選択した頃の自分の気持ちを思い出しました。このように自衛官という道を志す者もいる一方で、自衛隊を辞めて民間企業に進むことを選択する者もいます。3月中旬には、任期満了等を迎えて自衛隊を退職することを決めた若手隊員の除隊式を行い、これまでの部隊への貢献を感謝するとともに、自衛隊で学んだことを活かして地域社会に貢献するよう激励したところです。日本社会全体として少子高齢化が進行し、自衛隊としても募集に苦労している中、貴重な隊員が自衛隊を去っていくのは部隊として大きな痛手です。現在、政府をあげて自衛官の処遇改善に取り組んでいただいておりますが、我々現場部隊としては、生活・勤務環境を隊員の目に見える形で改善しつつ、政府による自衛官の処遇改善を含めた各種取組みを隊員や地域の方々に正しく発信し、募集や隊員の離職防止に繋げようと努力しています。しかしながら、どんなに生活・勤務環境や処遇が改善されても、今は転職が当たり前の時代。地方協力本部が苦労して獲得した隊員の中には「自衛隊に馴染めない。」または「他にやりたいことを見つけた。」という理由で組織を去って行く者も少なくありません。
そのような時代背景を踏まえ、今年1月下旬、東京地方協力本部と東京消防庁は、任期制自衛官が消防官の採用試験を受験しやすい環境を整備する協定を締結しました。本協定の最大の特徴は、公安系公務員を目指す若者が「とりあえず自衛隊に入ってみて消防官(または警察官)を目指してみるか。」といった選択肢を持つことが可能になる点です。
もちろん、私は、時間と予算をかけて育てた隊員には自衛隊を続けてもらいたいと強く願っていますが、隊員が自衛隊で培うことができる協調性や規律心、各種技能等は地域社会にも必ず貢献できると信じています。例えば、大型自動車の免許を取得させた隊員は時間外労働の規制等が適用されてドライバー不足で悩む輸送業界では重宝されますし、隊員が毎年受験している救急法の技能は事故等の現場に居合わせた際の人命救助にも役立ちます。また、隊員の中には警察・消防を目指している者もおり、自衛官で培った協調性や規律心は警察・消防でも必ず役立つと思います。更に、自衛隊は国内で活動することを前提に戦力設計されているため、国内における災害派遣等において自衛隊が真の実力を発揮するためには、自治体・警察・消防をはじめ、民間企業を含めた関係機関、何より地域の皆様のご理解・ご協力が必要不可欠です。このため、自衛隊のことをよく理解してくれている方が日本各地の様々な業種に増えることは、自衛隊にとってもメリットになると考えます。
「とりあえず自衛隊に入ってみる。」という選択肢が公安系公務員だけではなく、自治体や民間企業を含めて軽易に選択できる枠組みが拡大していけば、自衛隊にとっては募集の増大を期待できます。また、より多くの方が自衛隊という組織を活用して様々な経験や技能を得ることで、自衛隊を退職後には地域社会の活性化や安全・安心な地域作りに貢献できるため、官民ともにWin-Winの関係になると思います。現在、米子駐屯地は、「とりあえず自衛隊に入ってみようかな。」と少しでも多くの方に思っていただければという想いで、駐屯地に所在している隊員の生活や職務の多様性をSNS(インスタグラム)で発信しております。是非、お時間がある時にでも「jgsdf_camp_yonago」と検索していただき、自衛官がどの様な生活や勤務をしているのかを覗いてみて下さい。

「知覚動考」
第46普通科連隊
第1中隊 先任上級曹長
平山 栄一 曹長
令和5年3月より、第46普通科連隊第1中隊先任上級曹長の職を拝命しています平山曹長です。「中隊長の補佐」「健全な隊員の育成」を心がけ、様々なドラマを経験しながら2年間日々精進し、涙なしでは語れない充実した日々を送らせていただいております。この度、投稿の機会をいただきましたので、人生の中で出会ったある4文字の言葉についてお話しさせていただこうと思います。
皆さんは「知覚動考(ちかくどうこう)」という4文字の言葉をご存じでしょうか?多くの方は何かを実行する際、物事を「知り」、知り得たことを忘れないために「覚え」、覚えた事項を成功に導くために「考え」、十分に考えた事項を計画し、最後に「動く」と思います。「知る➡覚える➡考える➡動く」この一連の行動は、我々自衛隊の訓練等にも共通することであり、綿密な計画のもと事故等を起こさずに成果を収めるために必要な「行動」までの過程だと思います。
しかしながら、時には「考えてから動く」のではなく、「動いてから考える」という逆の発想も必要だと思います。考えすぎによる迷いや、失敗を恐れることによる不安で足が重くなって動けなくなる状況、考えているうちに機を失してしまう状況では、戦場や災害派遣等における緊急を要する場面に立った際に、「守れるものも守れない」「救える命も救えない」ということが生起してしまう可能性も否定できません。もちろん、綿密な計画のもと実行・行動することは我々の世界で重要なこととは承知してますが、状況によっては順序を変えて「知る➡覚える➡動く➡考える」ことも必要なことだと思います。すなわち、「知覚考動」ではなく「知覚動考」という順にするということです。
この「知覚動考」という言葉は、私が自衛隊に入隊する前に一般の社会人として会社勤めしていた頃、結果の出ない私に対して「あれこれ考えず、とにかく動け!その結果がどうあれ、その結果から導き出せることもある!」と先輩から助言していただき、今でも私の心に深く刻まれているものです。
余談ですが、「知覚動考(ちかくどうこう)」の読み方を少し変えると「知覚動考(ともかくうごこう)」と読むこともできます。しっかり考えて動く。これも一つの正解だと思います。しかし、悩んだり、迷った時、とにかくやってみる。動いてみる。このことで得られることもきっとあるはずです。これもまた一つの正解だと私は考えます。

第13後方支援隊 本部付隊
北川 真帆 3曹
北川3曹は平成31年3月に自衛官候補生として入隊しました。新隊員前期教育を第109教育大隊(大津)、後期教育を第13後方支援隊(海田市)で修了し、第13後方支援隊第1整備中隊に配属されました。現在は本部付隊で1科の庶務陸曹として勤務しています。
Q1 自衛隊に入隊したきっかけは何ですか?
父を亡くした時に、人を助ける仕事をしたいと思い入隊しました。
Q2 なぜ武器科を希望しましたか?
衛生科を希望していました。希望通りにはいきませんでしたが周りの方々にも恵まれ、色々な経験をさせていただいて充実しているので、武器科でよかったと思っています。
Q3 学生時代の部活動は何ですか?
中学は卓球部、高校はサッカー部のマネージャーです。
Q4 休日は何を過ごしていますか?
買い物
Q5 あなたの自慢(長所)を教えてください。
競争心が強い
Q6 今の部隊に入って苦労したことは何ですか?
整備や訓練時に重い物を持てない等、男性隊員に比べて力がないこと
Q7 今の部隊に入って楽しかったことは何ですか?
周りの方々に恵まれて毎日楽しく仕事ができ、休日も部隊の方と一緒に過ごすことも多く充実しています。
Q8 自衛隊での一番の思い出は何ですか?
新隊員前期教育の25km行軍
Q9 今後の目標は何ですか?
本部付隊での勤務に早く慣れるとともに、初級陸曹として後輩指導等も積極的に行い部隊に貢献したいです。
Q10 自衛隊を目指す人に助言をお願いします。
キツイこともあると思いますが、やりがいも沢山あるので、信頼できる先輩や同期を見つけて頑張ってください。

「忠魂碑の清掃奉仕活動を実施」
山口県隊友会山口支部小郡分会会長
綿原 輝則
11月23日山口市小郡栄山公園内にある忠魂碑周辺の清掃活動を分会長以下11名で実施した。
平成14年分会発足時に立ち上げた「忠魂碑」の清掃活動は、今年で22年になる。この活動は年2回実施しており、今回は樹木の剪定用に購入した充電式のヘッジトリマーのお披露目に記念写真をとり、樹木の剪定・周辺の除草・法面の下刈り等を実施した。
この忠魂碑は、西南の役、日清・日露の戦役での戦死者鎮魂の碑であり、毛利家第29代当主毛利元昭の揮毫のもと昭和3年に建立されたものだ。会員の高齢化に伴い、草刈り機の操作や法面での足元の注意喚起等安全管理に充分注意し、事故もなく無事作業を終了した。










