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みつや表紙

旅団創立24周年・海田市駐屯地創設73周年記念行事

  11月26日(日)、海田市駐屯地において「第13旅団創立24周年・海田市駐屯地創設73周年記念行事」を行いました。今年は4年振りとなる駐屯地一般開放により、多くの方にご来場いただきました。

<旅団長>

<歌姫>

<第13施設隊>

<駐屯地司令>

<第13戦車中隊>

<高校生>

<リペリング>

<戦車試乗>

各駐屯地の創設記念行事

 10月各日、各駐屯地において創設記念行事が開催されました。4年振りの一般開放により、多くの方に駐屯地へお越しいただきました。

山口駐屯地

<10月1日(日)山口駐屯地創設68周年記念行事>

山口駐屯地

<10月1日(日)山口駐屯地創設68周年記念行事>

出雲駐屯地

<10月8日(日)出雲駐屯地創設70周年記念行事>

出雲駐屯地

<10月8日(日)出雲駐屯地創設70周年記念行事>

米子駐屯地

<10月15日(日)米子駐屯地創設73周年記念行事>

米子駐屯地

<10月15日(日)米子駐屯地創設73周年記念行事>

日本原駐屯地

<10月22日(日)日本原駐屯地創設58周年記念行事>

日本原駐屯地

<10月22日(日)日本原駐屯地創設58周年記念行事>

 中国地区殉職隊員追悼式

 11月25日(土)、海田市駐屯地において「中国地区殉職隊員追悼式」を行いました。国防という崇高な任務遂行中に殉じられた隊員を追悼するとともに、引き続き任務を完遂する決意をあらたにしました。

追悼式

追悼式

旅団集合訓練「レンジャー」

 11月20日(月)、第46普通科連隊は、旅団集合訓練「レンジャー」の帰還式を実施しました。担任官である連隊長からレンジャーき章をかけられた学生は、レンジャー隊員として国防の任に従事します。

レンジャー

レンジャー

レンジャー

レンジャー

令和5年度方面統制日本原演習場秋季集中整備

 10月中旬から下旬にかけて、第13旅団は中部方面隊が統制する日本原演習場秋季集中整備に参加しました。

第46普通科連隊

<第46普通科連隊>

第13特科隊

<第13特科隊>

第13後方支援隊

<第13後方支援隊>

第13偵察隊

<第13偵察隊>

第13飛行隊

<第13飛行隊>

第13施設隊

<第13施設隊>

第13通信隊

<第13通信隊>

第13特殊武器防護隊

<第13特殊武器防護隊>

第13戦車中隊

<第13戦車中隊>

第13高射特科中隊

<第13高射特科中隊>

桜が丘高等学校に対する職場体験学習支援

 10月11日(水)、海田市駐屯地において桜が丘高等学校に対する職場体験支援を実施しました。将来の職業選択として自衛隊への魅力を伝え、関心及び理解を得ました。

職場体験支援

<レスキューリュックの展示説明>

職場体験支援

<破壊構造物探査機の展示説明>

職場体験支援

<大型トラックの乗車体験>

職場体験支援

<軽装甲機動車の展示説明>

倉田一1等陸佐 御栄転

 11月30日(木)、倉田一1等陸佐は、東部方面総監部へ御栄転されました。海田市駐屯地では約1年8ヶ月に亘り、副旅団長兼ねて駐屯地司令として勤務されました。新転地での活躍を祈念しています。

駐屯地司令

駐屯地司令

駐屯地司令

駐屯地司令

見守り隊

 11月15日(水)から17日(金)までの間、第13旅団司令部付隊は、ボランティア活動として自衛隊官舎から矢野西小学校に登校・下校する小学生に同行する見守り隊を行いました。また、それに賛同する第13特殊武器防護隊も参加しました。

見守り隊

見守り隊

百万一心

隊長写真

「足るを知る」
第13通信隊 隊長
 雄  たけひろ2佐

 日々の生活、人生、仕事、趣味等々対象は様々ですが、みなさん満足されていますか?
 老子の言葉とも、仏教を語源とするともいわれる「足るを知る」「足るを知るものは富む」という言葉でも知られており、その解釈も幅のある言葉です。
 私がこの言葉を意識するようになったきっかけは、体重を落とそうと思い、食事の量に気を付け始めた時のことです。いつもバクバクとたくさん食べる私に対し「足りるの?」との言葉に、ほんの冗談のつもりで「足るを知る」と返しました。当時は、ただ「知っている」だけの言葉として妻と笑い合いながら使っておりましたが、繰り返しているうちに、食事以外の観点でも「足るを知る」ようになりました。
 いくつかの解釈がありますが、「足るを知る」とは、現状の環境、成果に感謝することで、心も満たされることです。多くの国でSDGs等をはじめとするエコに対する取り組みが推進しつつありますが、未だに巷にはモノがあふれ、人の欲を掻き立てる事象が多くあります。
 QOL(生活の質)を上げる手段は、決して物質的豊かさの向上のみではなく、自らのハードルを下げることも効果的な手段だと思います。
 高価なモノ、高価な食事、イベントなどに手が届かなかったときに、家族や自分に「それがない(できない)と不幸ですか?」と問いかけてください。そこで「まぁ我慢できるか。」とか「今の状況でも幸せかもな。」と思えることができれば、「足る」を知り、心は豊かになることと思います。
 まずは「足るを知る」を口に出してみましょう。
(※ 職務遂行上の向上心、問題認識とは切り離してお考え下さい。)

百万一心

隊長写真

「無知の知」
第13特殊武器防護隊 隊長
たい 真  まさゆき3佐

 50歳を目前に定年を意識したのか、ここ1~2年は資格や免許の取得が趣味となっています。休日などどうしても時間を持て余してしまう単身赴任の身には実益を兼ねた良い趣味と割り切り、魅力を感じる分野を探しては挑戦を続けています。この趣味のお陰で、世の中には本当にたくさんの資格や免許があることを知り、いつもは何気なく素通りしている社会生活上のルールや業務上知り得た知識、服務指導を通じて得た経験等の相互の関連が、少なくないと驚いています。
 例えば「ヒドラジン」。この薬品名を耳にされたことのある方もいらっしゃると思います。ヒドラジンは第2次世界大戦以降、ロケットエンジンの燃料として使用されてきました。某国がロケットを発射するたびに、その危険性(激しい燃焼性・毒性)から、「ロケットの打ち上げ失敗で、燃え残った燃料として日本に降ってくる…。」と話題になっていた薬品です。(最近は固形ロケット燃料に更新されつつあるようです。)このヒドラジン、ボイラーの沸騰水を管理するための薬品でもあることをご存じでしょうか。強い還元力を持つため、ボイラー配管内部の腐食(錆び)を抑制する目的で沸騰水に添加されます。ニュースや訓練などでしか耳にしなかった危険な薬品が、意外と身近にあることを知り驚くとともに、日本の薬品管理の厳重さに感心させられました。
 さて、タイトルに選びました「無知の知」。最近は高校の倫理で学ぶそうなので、ご存じの方も多いと思います。古代ギリシャの哲学者ソクラテスが問答法とともに提唱した、「私は、私がそれを知らないことを知っている。」という概念です。「知っている気にならず、自分がまだ知らない・わからないことは知らない・わからないと素直に認めるべきである。」という考え方であり、私もそうありたいと願う考え方の一つです。なお、問答法はトヨタ生産方式のなぜなぜ分析みたいなもので、ひたすら何故?何故?を繰り返し、問題の根源まで掘り下げることで、どの程度本質を理解できているかを探る思考法です。まあ、今のご時世やり方を間違えるとハラスメントになりかねませんのでほどほどに…。ちなみに、ソクラテスはこの問答法で多くの恨みを買い死刑に処されました。
 話を戻して…、前述の例えでも取り上げましたが、世の中本当に知らないことばかりです。勉強すればするほど、年をとればとるほど、知識が増えれば増えるほど…、知らないこと、知ろうともしなかったこと、気付いてもいなかったことがたくさんあることを知ってしまいます。だからと言って全てを知ろうとしなければならないわけではないと思います。自分の興味のある分野、自分のやりたいこと・成し遂げたいこと、自分が大切にしているモノ・コト・ヒトのことならば、強い好奇心を維持しつつ探求していけるのではないでしょうか。
 大切にしているモノ…。先祖代々のお宝や思い出の品、大切な人からのプレゼントなど、それが何時ごろから、なぜその材料を使って、なぜその姿形になり、作り手はどんな思いで作り、使い手はどんな思いで次に遺し、贈り主はどんな思いでプレゼントしてくれたのか…、きっと知れば知るほど有難みが増すと思います。
 大切にしているコト…。仕事に趣味に習慣など、どんな縁があったのか、どんなきっかけで始めたのか、なぜ時間を忘れて没頭できるのか、なぜ意識せずルーチンとして続けているのか…。知れば知るほど心が豊かになると思います。
 大切にしているヒト…。パートナーやお子さんの好きな食べ物、好きな色、好きな場所、好きな動物や苦手な生き物、そしてあなたのことをどう思っているか…、知れば知るほど愛おしくなると思います。
 最後に、「自分」もまた同じではないでしょうか。一生かかってでも自分を知ることが出来たら、それはきっと幸せな人生なのだと思います。

三矢の訓え

先任写真

「基本基礎 → 本質 → 応用力」
第46普通科連隊第3中隊
先任上級曹長
西にしもと 純  じゅん 曹長

 令和4年8月1日より第3中隊の先任上級曹長に上番しています西本曹長です。宜しくお願いします。
 みなさん、訓練検閲等でよく耳にする基本基礎について、どのように捉え、どういった考えで、また、何のために行っているのか、またその本質についてどの様にお考えでしょうか。様々なとらえ方や考え方があると思いますが、この度投稿の機会をもって私の自論をお話しします。
 部隊では、各種任務(本格的事態対処、基地警備等)に基づいた訓練を実施しており、様々な状況の中、対応要領を求められます。一方で、同じ状況にあっても指揮官によって対応要領が異なることが多々あります。よく若い隊員から「誰の言っていることが正しく、正解なのか分からない。」といった声が上がりますが、勘違いしてはならないのは、各指揮官によってアプローチの方法が異なるだけで、任務を達成する上での目標は同じであるということです。方法の違いをもって誰が正しく、誰が間違っているということを判定はできないのです。大事なことは、その方法をもって任務を達成できたかどうかです。
 部隊として必要なことは、どのような方法であっても対応し任務を達成できる能力を具備することです。そして、あらゆる任務は基本基礎を応用して対応するものです。基本基礎の本質の理解無くして、本当の意味での応用力は身に付きません。本質を理解せずに応用を行うということは、答えだけを知って「こういう時はこうすればOK。」という表面上の取り繕いであり、自ら考える習慣が身に付いておらず、思考停止に陥った状態となっているのです。これでは、指揮官に命令されたことしかできず、予期せぬ状況が発生した際にフリーズしてしまい「座して死を待つ。」といったことになりかねません。
 部隊に必要な応用力とは、目の前にある状況を整理し要点を掴んで、パターン化された基本基礎を当てはめ対応できる能力をいうのです。基本基礎の本質を理解していれば「こういう時は、このように考え、このように行動しよう。」というように自発的に考え、基本基礎を応用した対処ができるのではないでしょうか。
 基本基礎を徹底しその本質を理解し、日々の訓練の中においても「なぜ?」、「どうして?」という疑問をもって臨むことで、様々な任務に対応できる応用力を身に付けることができるのではないでしょうか。

三矢の訓え

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「頭は低く、目は高く、口を慎んで心広孝を原点として他を益す」
第17普通科連隊第2中隊
先任上級曹長
あかまつ 景 けい 1曹

 本日は、私が出会った座右の銘の一つであるこの言葉について話したいと思います。この言葉は、極真空手創設者「大山 倍達」氏の名言の言葉の一つになります。
 私は、自衛隊入隊して芦原会館という空手と出会いました。元々芦原空手も極真空手の流派に属し、そこからいろいろな雑誌又は本によりこの言葉と出会うことができました。始めはこの言葉の意味さえ知らずにいましたが調べるうちにこの言葉の意味することの深さに感銘を受けました。この言葉を一つ一つ紹介しますと、
「1、 頭は低く   (謙虚でありなさい)
 2、 目は高く   (気高い意志、高い目標を持ちなさい)
 3、 口を慎んで  (悪口、汚い言葉はわが身を滅ぼす)
 4、 心広く    (大きな心をもって、怒りの感情に振り回されないように)
 5、 孝を原点として(親への孝行の精神のように)
 6、 他を益す   (世のためになるような生き方を心がける)」
 というものであります。この内容については、元々古くからの儒教思想に基づく教えの一つになるそうです。
 私は、自衛隊での勤務又は各種集合教育の教官・助教として勤務していた時、指導者として、学生指導について本当に思うような教育、また、学生に対して伝わる教育・指導ができているのかと悩んでいたことがありました。それまでの自分は教育上思うようにいかなかった際、心のどこかで妥協し、他のせいにしていた自分がおり、それが自分の成長を妨げる最大の要因になっていたと思います。そんな折、この言葉と出会い、自らを省みる重要性を感じ、自分に足りないものを気付かされました。自らの弱さを認め、謙虚にまた強い意志・言動・気持ちのゆとりを自分の中で心がけるようにすると自分の中で何かが変わった気がしました。
 今年の8月から中隊の先任上級曹長となった今、様々なことを模索しながら業務しているところですが、先任上級曹長の任務を果たし、自分を律する上でこの言葉は良い戒めとなっています。文武両道をうたう山口の地の先任上級曹長として恥ずかしくないよう、成長していきたいと思います。そして、隊員育成をもって、部隊の精強化に寄与できるよう努力していく所存であります。

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第13後方支援隊補給中隊
花本 彩夏 3曹

花本3曹は平成31年3月に自衛官候補生として入隊し、新隊員前期(大津駐屯地)、後期(海田市駐屯地)を経て、第13後方支援隊補給中隊に配置、現在は業務小隊需品サービス班で需品業務陸曹として活躍しています。

Q1 自衛隊に入隊したきっかけは何ですか?

西日本豪雨の際、災害派遣を見て、私も人助けになる事がしたいと思い入隊しました。

Q2 なぜ需品科を希望しましたか?

一番近くで民間人の支援ができるからです。

Q3 学生時代の部活動は何ですか?

剣道部です。

Q4 休日は何をして過ごしますか?

買い物に行ったり温泉に行ったりしています。

Q5 あなたの自慢を教えてください。

笑い上戸なところです。

Q6 部隊に入って苦労したことは何ですか?

自衛隊の専門用語がわからず苦労しました。

Q7 部隊に入って楽しかったことは何ですか?

教育でたくさんの人脈ができることと、何かを成し遂げたときの達成感がとても良かったことです。

Q8 自衛隊での一番の思い出は何ですか?

新隊員前期教育での総合野営です。

Q9 今後の目標は何ですか?

 初級陸曹として、部隊に貢献できる隊員になっていきたいです。

Q10 自衛隊を目指す人に助言をお願いします。

自分の希望通りの職種になるか分からないけど、たとえそうでなくても組織の一員として頑張っていってほしいと思います。

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第13飛行隊
山田 暉介  士長

山田士長は令和4年3月に一般陸曹候補生として入隊し、新隊員前期を松山駐屯地、後期教育を八尾駐屯地で過ごした後、第13飛行隊に着隊、現在は航空機整備手として活躍しています。

Q1 自衛隊に入隊したきっかけは何ですか?

父が自衛官だったことがきっかけです。進路を決める時期の頃、父が亡くなりお通夜の際に父の職場の方々から父の凄さや感謝を伝えられ私も父のように尊敬される自衛官になりたいと思ったからです。

Q2 なぜ航空科を希望しましたか?

高校生の時、オープンキャンプに参加した際に航空機展示を見てかっこいいと思い希望しました。

Q3 学生時代の部活動は何ですか?

ソフトボール部です。コロナウイルスで中止になりましたが全国私学大会の出場権を獲得しました。

Q4 部隊に入って苦労したことは何ですか?

とにかく航空機のことに関しての勉強や取り扱いに苦労しています。知識がないまま整備や飛行支援をすると航空不安全に繋がります。航空不安全を無くすために知識・技能を常に磨き飛行隊の戦力に少しでもなれるように努力しています。

Q5 自衛隊での一番の思い出は何ですか?

初めて航空機の整備に参加し、終わった後の達成感があり自分にも出来るという自信が付いた時です。

Q6 今後の目標は何ですか?

陸曹になり航空機の機付長として責任者になり、あらゆる任務や整備を完遂することです。

Q7 自衛隊を目指す人に助言をお願いします。

頑張れば頑張るだけ自分の進路が開けます。例えば航空機の整備員にでもなれますし色々な資格も取ることが出来ます。自衛隊は自分を成長させてくれる環境が整っているので少しでも興味がある人は自衛隊に入隊してみて下さい。一緒に頑張りましょう!

ベテランズコーナー

ベテランズコーナー写真

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「わが故郷三次での自治体職員としての勤務」
広島県隊友会 三次支部長
荒瀬 哲久

 昭和58年3月24日、第46普通科連隊臨時教育隊に入隊し、自衛官としての第一歩を歩みはじめました。入隊当初は、2任期(4年)で大型免許を取得し、満期金をもらって退職しようかと甘く考えていましたが、上司、先輩、同期等に恵まれたこともあり、陸曹、幹部になることができました。また、勤務地も幹部任官後は、宮崎県えびの市、鳥取県米子市、愛知県名古屋市等で勤務し、様々な役職や職務の経験、人との出会いがあり、自衛官として、また人間として成長することが出来ました。(現在も身体は成長中)
 自衛隊勤務での防災訓練、国民保護訓練や災害派遣等の経験が活かせると思い、防災職を希望し、平成30年3月23日に退官後は、4月から三次市危機管理課で課付係長として勤務しています。
 入庁からいきなり平成30年7月豪雨を体験し、災害対応等で大変苦労しましたが、生まれ育った地元である三次市で勤務でき、市民の方の安心安全につながる危機管理という仕事にやりがいを感じながら勤務しています。
 私の業務は、防災会議、地域防災計画の修正、国民保護、自主防災組織や防災士の活動支援と補助金関係、避難所の運営に関する事項、備蓄倉庫の管理、備蓄品の購入、各種防災協定の締結、ハザードマップの更新、自衛官募集事務等、業務が多忙ですが、防災や自衛官募集事務を担当していることもあり、自衛隊(地本)等と連携を図りながら、業務を遂行しています。
 現在、自衛隊家族会三次支部の賛助会員として、また、令和5年4月から広島県隊友会三次支部の支部長を拝命しましたので、自衛官募集、自衛隊に対する協力や市民と自衛隊とのかけ橋となれるよう頑張っています。
 現役の皆様、退官後は、是非、隊友会に入会お願いします。また、資格がある方は、自治体での再就職を希望されてはどうでしょうか。

ベテランズコーナー

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「スポーツ少年・少女とともに歩む」
島根県隊友会出雲北支部長
中谷 旭

 施設部隊を退職し、出雲市の誘致企業である京都市に本社を置く半導体製造企業に勤める傍ら、休日を利用して少年サッカー教室のスタッフ兼運転手として中国・四国地方の各県サッカーチームとの親善交流試合に同行して早くも20数年、そうした中、10年前から「神話の国・出雲から日本のなでしこへ」とスポーツを通しての街づくり、地域の活性化・人材育成を目的として女子サッカークラブが結成されました。一昔前までは、女の子は「おしとやかに」「お転婆娘は嫁の貰い手がないぞ、ボールをけ飛ばすとは何事か」と、そういわれた時代もありました。今ではレスリング、ボクシング、格闘技などでの女性の活躍は目覚ましく、時が流れ世の中は変わったと思い知らされます。授業が終わり放課後には30数名のスクール生たちが毎日休みなく、暑さ寒さあるいは風雨の厳しい悪条件の中でコーチの指導の下、元気に練習に励んでいる姿を見て何事にも挫けない強い精神を育んで欲しいと願っているところです。練習後あるいは親善試合の道中、子供たちとの会話において少しでも心の支えになればと声掛けをします。子供たちの純粋な気持ちとサッカーテクニックの向上を願いつつ応援しています。またこの子供達の中から日本の防衛について少しでも理解して自衛官を目指して欲しいと「独り言を」言いながら安全走行に心がけハンドルを握っている毎日です。