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みつや表紙

自衛官候補生課程教育

各部隊(第8普通科連隊、第17普通科連隊、第46普通科連隊、第13特科隊)の自衛官候補生課程教育隊は、入隊して約2ヵ月となりました。 各教育隊は新型コロナウイルス感染症の影響で教育科目の予定を修正しつつ、整斉と教育を実施するとともに、自衛隊という世界に飛び込み、 不慣れな集団生活の中で日々厳しい教育訓練に従事する候補生の心情を把握し、候補生が教育に集中できる環境を整えています。この2ヵ月で 射撃訓練の他、行進訓練やガス体験等を行い、一歩ずつ自衛官としての道をあゆんでいます。今後教育隊は、各種練度判定や総合訓練を実施し、 教育の総仕上げを行っていきます。

10km行進訓練(第8普通科連隊教育隊)

10km行進訓練(第8普通科連隊教育隊)

実弾射撃訓練(第17普通科連隊教育隊)

実弾射撃訓練(第17普通科連隊教育隊)

防護マスク、ガス体験(第46普通科連隊教育隊)

防護マスク、ガス体験(第46普通科連隊教育隊)

小銃てき弾射撃(第13特科隊教育隊)

小銃てき弾射撃(第13特科隊教育隊)

バトラ集中訓練(第8普通科連隊 第46普通科連隊)

第8普通科連隊及び第46普通科連隊は、5月中旬原村演習場(広島県)において、バトラ集中訓練を行いました。本訓練は、 交戦訓練用装置(バトラ)を活用し、対抗方式の訓練を実施して実戦的能力の向上及び諸職種協同能力の強化を図りました。

担架班行動(傷病者の応急処置)

担架班行動(傷病者搬送)

第2回中隊訓練(第13戦車中隊)

第13戦車中隊は、5月中旬日本原演習場(岡山県)において、中隊戦車射撃訓練を行いました。

射撃前の砲整備

射撃前の砲整備

小隊戦闘射撃

小隊戦闘射撃

衛生小隊練成訓練(第8普通科連隊衛生小隊)

第8普通科連隊衛生小隊は、4月下旬日光演習場(鳥取県)において、検閲前練成訓練を行いました。

負傷者を救護する救急救命士

負傷者を救護する救急救命士

負傷者を搬送する衛生小隊

負傷者を搬送する衛生小隊

成人行事(海田市駐屯地)

海田市駐屯地は、4月27日(水)駐屯地において二十歳を迎えた隊員を祝う成人行事を行いました。

記念植樹

記念植樹

二十歳の誓い

二十歳の誓い

米海兵隊岩国基地司令官交代 感謝状贈呈(海田市駐屯地)

旅団は、5月12日(木)海田市駐屯地において米海兵隊岩国基地司令官(ランス・ルイス大佐)交代に伴い、感謝状を贈呈しました。

記念撮影

記念撮影

懇談の様子

懇談の様子

生活体験(出雲駐屯地、海田市駐屯地)

出雲駐屯地は、4月26日(火)、海田市駐屯地は、5月18日(水)各駐屯地において生活体験を行いました。 自衛隊の行動の基礎となる基本動作、行進訓練や事故、災害の際に役立つ衛生教育等体験していただきました。

基本動作、行進訓練(出雲駐屯地)

基本動作、行進訓練(出雲駐屯地)

衛生教育(海田市駐屯地)

衛生教育(海田市駐屯地)

ひろしまフラワーフェスティバル2022に参加

第13音楽隊は、5月4日(水)ひろしまフラワーフェスティバル2022に参加し、広島国際会議場・フェニックスホールにおいて 演奏を行いました。
演奏の様子は公式サイトでライブ配信されました。

幹線道路整備(第13飛行隊)

路面整備(第13施設隊)

百万一心

隊長写真

「団結とチャレンジ」
第13通信隊長
ひら 和  かず2佐

旅団の隊員の皆様、初めまして。3月に通信隊長兼旅団司令部通信課長として着任、約2か月が経過し、ようやく隊務等の概要を掌握できたところです。この度は部隊長投稿コラム「百万一心」 への投稿の機会を戴きましたので、「百万一心」の訓えの元である、毛利家由来の吉田郡山城、広島城、萩城及び隣接する各資料館で僅かながら勉強して参りました。「百万一心」の訓えと同様に 有名なのが「三矢の訓え」ですが、いずれも人の団結を強く訴える内容のものです。毛利元就公と言えば、「ただただ武略、計略、調略こそ肝要にて候。謀多きは勝ち少なきは負け候」の言葉から 謀神のイメージが強いですが、人の結び付きを非常に重要視した情深きお方であったことが強く感じ取れました。
部隊においての「団結」についても規律、士気、と同様に極めて重要な要素です。 また、謀、所謂事前の計画や策といったものも重要な要素です。
現在通信隊においては、「IDAサイクルの高速化」及び「戦場の見える化」を具現するためのシステム通信運用に関して様々な ことにチャレンジしています。このため旅団の保有する通信力に加え、海空を含めた防衛省の保有する通信力や民間通信網も含めてあらゆるものを活用し、音声、映像、データ等を一元的且つ リアルタイムに掌握出来る仕組みを構築するため、隊一丸となって団結し、知恵を出し合い、策を廻らし、実現に向けて一つ一つ積み上げています。
5G等の昨今のシステム・通信技術の進歩が 著しい最中、ユーザニーズについても日々変化するとともに、ウクライナ情勢におけるSNSによる情報発信の効果等を見ましても、その運用要領についても逐次変化しているものと認識しています。
そういった様々な情勢の変化に対応するために通信隊一丸となり団結し、日々新たなことにチャレンジしていく次第ですので今後とも通信隊及び通信課を宜しくお願い致します。

 

三矢の訓え

先任写真

「会話をしよう」
第13特殊武器防護隊
先任上級曹長
なん 勇  いさむ 准尉

令和4年3月14日付で、第13特殊武器防護隊先任上級曹長に上番した南波准尉です。 3年ぶりに広島の地へ帰ってきました。よろしくお願いします。
このコロナウィルスの渦の中、なかなかこちらに帰ってこれずやはり、地元の空気、地域の特性、人間関係等いいものですね。心が落ち着き元気がでます。
私は、第13特殊武器防護隊の先任上級曹長に上番した際に、隊員に対して話したことがあります。それは、「会話をしよう」です。
自分を理解してもらうには、まず自分を知ってもらうこと、相手を知るためには、話をして、相手を理解することが重要だと、私は考えています。
家のことや、趣味のこと、愚痴でもなんでもいいと思っています。話をすることにより、相手を理解し、自分を知ってもらえることで、相互理解し、 人間関係が構築できると考えています。会話をして、みんなとコミュニケーションをとり、もっと笑顔が増えるような部隊にしていきたいです。
私は、「会話をしよう」を大事にして、自分自身に驕ることなく、職務・任務に対して精進し、みんなと一緒に成長していきたいと思います。

進化・自反 第13旅団

今月は、第13旅団司令部庁舎周辺にある、「県木の森」「築山」について説明します。

「県木の森」について
昭和45年に、駐屯地環境整備の一環として司令部周辺整備を行い、中国5県、四国4県の県木(植樹当時は、第13師団として、 中国・四国9県の防衛・警備を担当)を植樹し、「県木の森」と称し、後世に継承することとしました。
県木の森に多くの黒松が植樹されていますが、この松は海田市駐屯地業務隊が中心となり、呉市広にあった虹村米軍キャンプ跡と 東広島市にある原村演習場から移植したものです。
皆さん、機会があれば、是非、森林浴を体験してください。

第13旅団司令部庁舎から「県木の森」を望む

第13旅団司令部庁舎から「県木の森」を望む

中国5県
広島県:紅葉、鳥取県:大山キャラボク、島根県:黒松、岡山県:赤松、山口県:赤松
四国4県
香川県:オリーブ、愛媛県:松、徳島県:ヤマモモ、高知県:やなせ杉

「築山」について
庭園師の竹林氏(善通寺市在住(当時):三矢の訓庭園及び司令部庁舎前の紅白石、みつや令和4年5月号掲載)が造られたもので、 天に向かって大きく伸びるソテツを中心に据え、それぞれの個性を持ったソテツがこれを取り囲み躍動と結束を表現、このソテツの集団が動を表すそうです。
これらの周辺にポツリとおかれた俗に捨て石が静を表現しており、このソテツ(動)と石(静)がまとまって、未来への躍動感と重厚感(奥行き)として、 美観とともに三矢の精神を表現しているとされています。

第13旅団司令部庁舎前の築山

第13旅団司令部庁舎前の築山

次回は、「ジャンボフェニックス」「さざれ石の石碑」について紹介します。
                                  「百万一心」

自反 第13偵察隊

1 沿 革
  1953年(S28)10月 出雲駐屯地開庁
  1962年(S37) 1月 今津駐屯地(滋賀県高島市)において編成
                出雲駐屯地へ移駐

第13偵察隊創設

第13偵察隊創設

歓迎会に臨む(出雲市役所前)

歓迎会に臨む(出雲市役所前)

  1990年(H 2)    地上レーダ装置  配備
  1991年(H 3)    87式偵察警戒車 配備
  1999年(H11) 3月 偵察隊長が駐屯地司令を兼務
                (第13特科連隊第1大隊廃止)
  2001年(H13)     野戦情報探知装置 配備
  2005年(H17)     市中パレードを開始
                (大合併後の新・出雲市からの要請)
  2008年(H20)     軽装甲機動車   配備
             6月  シンボルマーク【龍蛇神】制定
                市中パレードにおいて観閲式を開始

市中パレード

市中パレード

観閲式

観閲式

2 シンボルマーク【龍蛇神】について
(1)龍蛇神とは
   『神在月(旧暦10月)』に大神様の遣いとして、全国からお集まりになられる
   八百萬の神々を出雲大社へと導く、また、火難水難除けの神とされる。
(2)国土防衛のため、中国5県を担任区とする旅団長の耳目となり、勝利のための
   進出・展開に先駆ける、また、各種災害等から国民を護るという任務、そして、
   出雲大社の概ね南3.5㎞に駐屯する我々を重ね合わせ、まさに象徴するもの
   として「龍蛇神」にあやかり、縁を結ばせていただき、制定しました。

武器隊時代の隊員の集合写真

spotlight

spotlight写真

第8普通科連隊
おく 大  だい  士長

奥田士長は、鳥取県出身の現在20歳になります。令和2年4月に自衛官候補生として、新隊員前期教育を松山駐屯地、後期教育を米子駐屯地で過ごした後、第8普通科連隊第1中隊に着隊、現在は弾薬手として活躍しています。

Q1 自衛隊に入隊したきっかけは?

学生の頃、友達のお父さんが自衛官だったので興味を持ち、どうせ働くなら体を動かす仕事に就きたいと思ったからです。

Q2 趣味は何ですか?

1年を通じ、釣りをしています。また、冬はスノーボードにはまっています。

Q3 休日の過ごし方は?

アウトドアが好きで、たいていは釣りに行っていますが、近頃は先輩に誘われてキャンプをしています。

Q4 今後の目標は?

陸曹候補生試験に合格し陸曹になり、得意なスキー技術を活かしてスキー指導官になりたいです。

ベテランズコーナー

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「人の一生は
   重荷を追うて
     遠き路を」
瀬野川支部
みずもと 勝  まさつぐ

現職自衛官の皆様、コロナ禍の訓練お疲れ様です。私は第13旅団が発足する1ヶ月前に定年を迎え、今年で24年になります。
再就職は援護担当者のお世話で、NEC(株)の寮管理(副寮長)として就職しました。男女合わせて2百名以上の寮生及び建物管理が 主たる仕事でしたが、やはり人的なことが一番の悩みでした。若い男女との付き合いは言葉もそうですが、服装に関しても目のやり場に 困ることがしばしば。ですが楽しかった思い出です。60歳で2度目の定年退職をしました。この間、隊友会に入会し支部の事務局に努めました。 現在は県の隊友会で、司令部広報勤務をしていた経験を活かし、広報紙「いつか行く道・いつか来た道」の割り付け編集を担当しています。
私の持論は、「人が作ったもの・書いたものは自分にでもできる!」で、趣味の習字教室も24年が経ちました。陶芸、木工旋盤ではこけしなどを 作ったり、猪、鹿などの害獣駆除もしています。、町内会では、グランドゴルフクラブを発足し仲間で旅行やカラオケなどを楽しんでいます。 徳川家康曰く、「人の一生は重荷を追うて 遠き路を行くが如し 急ぐべからず 後略」
人生今からです!前進あるのみ!