「国を守る自衛官に、おいしい料理を提供したい」
それが転職のきっかけに。
──自衛官になる前は、どんなお仕事をされていましたか?
ホテルでの製菓・製パン業や、焼き肉店で店舗運営業務の仕事していました。
──自衛官に転職しようと思った理由やきっかけをお聞かせください。
高校卒業後の進路を考えた時、自衛隊はその選択肢の1つであったものの、その時は民間企業への就職を選びました。
その後、調理関係の仕事で培ったスキルを活かして「国を守るという重要な仕事をしている自衛官においしい料理を提供したい」と思い、自衛官に転職しました。また、給与面でも安定しているのが魅力の一つでもありました。
民間企業の飲食関連職よりも良いと感じる点と、
艦艇勤務に特徴的な点。
──前職の経験・スキルは入隊後の業務などに活かせていますか?
はい。調理の技術を活かせていると感じます。
航海中、限られた食材の中で前職の製菓技術を活かして手作りのデザートを作ることもあります。乗員がそれを楽しみにしてくれているのが嬉しいですね。
また、停泊中の当直日には可能な範囲で工夫を凝らしたメニューを提供するよう努力しています。
(補足:停泊中の当直日は一人で調理することもあるため、給養員(調理員)個人の力量が表れやすいのです。)
──前職と比べて違いを感じること(環境・制度・待遇など)はありますか?
一般の飲食関係の職と比べて、労働時間は比較的短いと思います。入港するとまとまった休みを取得できるのも良い点です。
また、入隊して年数の浅い隊員でも、艦艇勤務の際は艦艇乗組手当や航海手当が支給されるため、給与は多いように感じます。
日々の大変な任務を支える、
健康的でおいしい食事を提供することを大切に。
──入隊後に経験した、印象に残っている業務(任務)について教えてください。
遠洋練習航海で東南アジア諸国を巡ったことです。
それまで私は訪問国をテレビなどでしか見たことがなかったので、任務とはいえそれらの国を訪問できたことは貴重な経験でした。
その航海で初めて知ったのですが、自衛官が艦艇海外へ向かう際、乗員名簿に記載があればパスポート無しで出入国できるというのも新鮮でした。
──働くうえで大切にしていることを教えてください。
最前線で働く自衛官に、栄養も考えられた、健康的でおいしい食事を提供することです。
乗員からの良い意味でのプレッシャーを感じますが、その分やりがいも大きいんです。
私の作る食事が乗員の活力を支えるひとつの要素になれれば良いな、と思って働いています。
──応募を検討している方にメッセージをお願いします。
海上自衛隊では、一般企業に勤めているとなかなかできない経験を積めます。
他とは違う経験をしてみたい方にはおすすめです。
また、日本を守る・日本国民を守る仕事に少しでも興味があれば、ぜひ応募してみてください。