空士長 船水 陽祐

民間企業の経験も活かせる、
職種職域の幅広さが入隊の決め手。

航空自衛隊 中部航空警戒管制団

プロフィール

中部航空警戒管制団司令部 人事部 空士長 船水 陽祐
民間企業を経て自衛官候補生として入隊

ご家族に自衛官が居て、幼い頃から自衛官という仕事があることは知っていたという船水さん。一般大学を卒業して民間企業に就職したものの、その後自衛隊に入隊することにしたきっかけや、入隊後のギャップなどについてお話しを伺いました。

間違いなくやりがいのある仕事。
可能性を感じたのは、整った環境と幅広い職種職域。

──自衛官に転職しようと思った理由をお聞かせください。

家族が自衛官だったので、物心がつく頃には自衛官という仕事があることを知っていました。ただ、幼い頃の印象では「訓練があるから、体力が必要な仕事なんだろうな」と漠然と思う程度で、自分とは縁遠い世界だと認識していました。

大人になって、大学卒業後に民間企業に就職して、それなりにやりがいを感じてはいました。でも、給与が歩合制であるなど、色々な面で少し疲弊していた時期がありまして。
そんな折、大きな災害がある度に自衛隊の活躍する姿がメディアで報道されるのを見て、国民の日常を守り平和を維持する仕事に、安定的な公務員として従事できる点に魅力を感じて、転職を決めました。
困難な仕事も、働く環境が整っていてサポートがしっかりしているなら取り組めるのではないかと考えたのです。

──転職を決めるまでに、どんな風に自衛隊について調べましたか?

自衛隊地方協力本部(地本)で、気になっていることを直接質問しました。
お話しを聞いてみて、自衛隊の仕事が魅力的だと感じたのは様々な職種があるという点です。普通の人が「職種」と聞いて思い浮かべるものは、ほぼ全部自衛隊にあるのではないかと思うほどでした。そこで「自分がフィットする職種もあるかもしれない」と思えたのが良かったなと思っています。

ちなみに、「自衛隊の文化・風土に自分は馴染んでいけるだろうか?」という不安もありましたが、それも地本の広報官の方から部隊の様子を詳しく伺うことで不安が薄れ、入隊しようと思えるようになりました。

想像以上に手厚いサポート。
共同生活を通して感じた一体感。

──入隊前と入隊後で、自衛官のイメージにギャップを感じることはありましたか?

実は入隊前のイメージでは、業務にミスがあれば罵倒・叱責を受け、怒号が飛び交うような荒っぽい職場環境を想像していたんです。地本で相談して、ある程度不安は軽減されたとはいえ、まったく不安がなかった訳ではなくて。

いざ入隊してみると、業務に対して事前に規則の説明を受けられたり、過去事例の参照があったり、質問にしっかりと答えてもらえたりと、丁寧に対応してくださる手厚い体制が整っていて、本当に驚きました。

──前職(民間企業)と比べて違いを感じる点はどんなところですか?

現在、空士長として働く私は、隊舎(隊員の共同宿舎)で多くの隊員と共に生活しています。
同僚だけでなく、多くの隊員たちと日常生活を共に過ごすことで、一体感が醸成されていると実感しています。この点が前職との大きな違いですね。

また、毎日の生活を共にするということは相手の性格や考え方を知る機会が多く、それが自分にとっては悩み事を相談しやすい環境につながっていると感じます。
一方で、共同生活では就寝時に物音やイビキに注意するなどの配慮が必要だと思っています。こういうお互い気持ち良く生活するために必要な配慮は、身につけておけばプラスになると思うので、なるべく気をつけています。

チームで仕事をするのは民間も自衛隊も同じ。
どんな経験もきっと活かせる環境がある。

──前職の経験・スキルは入隊後の業務などに活かせていますか?

前職が接客業だったので、経験を活かして隊員間のコミュニケーションを積極的に図っています。
私は今、人事関連業務を行っていますが、密にコミュニケーションをとることによって、同じ職場で働く隊員達の得手不得手を把握できるので、業務に際して適切に役割分担と連携が行えて、物事をスムーズに運ぶことができています。

──あなたが働くうえで大切にしていることを教えてください。

私は、民間企業でも自衛隊でも、職場の仲間たちに迷惑をかけないよう気を付けています。
今の世の中、どんな仕事も大抵チームで対応していますので、コミュニケーションや練度に問題があると業務が適切にまわりません。
さらに自衛隊の場合は、自分のようにバックオフィス的な業務に従事する者も含めて、すべてのピースが揃わないと最終的には「国防に影響が出る」という心構えで取り組むべきだと考えています。
そのためには、仲間に迷惑をかけない=手抜かりなく自分の業務に向き合うことが大切です。

──応募を検討している方にメッセージをお願いします。

航空自衛隊には多種多様な職種職域があります。きっとあなたの民間企業での経験や、そのほかの様々な経験も活かすことができるでしょう。このように、自衛隊には誰もが活躍できる広いフィールドが用意されています。
日本の平和を維持するために、あなたもぜひ一緒に航空自衛隊で働きましょう。

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