見島分屯基地とは

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見島分屯基地とは

 古来より防人の地と知られた見島は、山口県萩の沖合約44kmにある周囲約18kmの島です。
 見島分屯基地は、島で最も高いイクラゲ山(標高183m)の山頂に位置する航空自衛隊のレーダー基地であり、日本海及び朝鮮半島方向を24時間絶え間なく警戒監視し、我が国の防衛の一翼を担っています。

 

基地の沿革

昭和29年11月
西部訓練航空警戒隊第9054部隊編成
昭和30年 9月
西部訓練航空警戒群第2警戒隊第2中隊に改編
昭和32年 9月
西部訓練航空警戒群第7警戒隊17中隊に改編
昭和36年 7月
西部航空警戒管制団第17警戒群新編
平成15年 3月
西部航空警戒管制団第17警戒隊に改編

 

エンブレム




 これは、見島に古く平安朝の時代より伝わる鬼揚子(凧)を図案化しております。この鬼揚子は、初子長男の誕生を祝い、その健康と凧のように舞い上がる出世を祈念し正月に上げられたものです。図柄は、名前のとおり鬼の顔です。特徴として、ワッペンには見られないが、その眼には房が下がっており、涙を表しています。これは祈願成就により、出世して偉くなり鬼の様に強くなっても人情を忘れるべからずという戒めであり「鬼の目にも涙」は、この凧から出た言葉とも言われています。

 また、凧を上げるために使われる糸やロープは「めまい」と呼ばれ、間に迷わず真直ぐと伸びる子供の将来を願う言葉となっています。

 これらの故事にあやかり、隊員一同の健康と部隊の発展を祈念して昭和51年頃広く隊員より募集した中から選び作られたものであります。
(参照 基地新聞「春日」)


隊員の生活
居住部屋:営内隊員の生活の場 体育館:トレーニングの場
高上官舎:営外隊員の住居 ランニング:美しい自然を
見ながら♪