初！！中学生と第１２音楽隊による合同演奏会

前橋募集案内所は、令和６年２月１２日（月・祝）に渋川市民会館で開催された「子どもたちとつくる音楽会」を支援しました。これは、少子化に伴い部員数が少なく演奏会に参加することさえ困難な中学校が存在しているなかで、「地元の中学生たちに豊かな体験を」をコンセプトに渋川市ロータリークラブが主催し、渋川市・吉岡町・榛東村９校の中学校吹奏楽部約１２０名に対し第１２音楽隊（隊長１等陸尉　富田　淳子）による合同演奏会を行いました。前年の１２月から音楽隊によるパート別演奏指導がスタートし呼吸法・ロングトーンなど基礎練習や演奏曲練習を行いました。チューバの練習場面で中学生は、細い低音と心細い音と楽器の特性が活かせていませんでしたが、「音を出す意識より息を吸う方が大切」と音楽隊のアドバイスを受けると見事な重低音を出すことができました。また、トロンボーンでは、タンギングが苦手などの悩みを受けた音楽隊は、「息の流れと量を一定に保つこと」などのアドバイスを受け練習している生徒もいました。練習後は、「具体的な指導でとても分かりやすく楽しく練習することができました」など生徒達は、充実した時間を過ごすことができました。本番当日は、午前に最終調整を行っていましたが、ほとんどの生徒は、大ホールでの演奏経験が無く皆緊張な面持ちでしたが、音楽隊の気さくな対応や特等席でのリハーサル観賞で次第に笑顔になり本番に向け気持ちを高揚させていました。また、総勢１８６名による迫力ある大演奏会を鑑賞した保護者は、口々に驚きの声を出しつつ楽しそうにステージ上で演奏している我が子を見つけ感動していました。演奏会は、保護者枠・一般枠・募集広報枠に分け、前橋所は、近隣市町村の大学・高校・中学へ告知を実施した成果もあり、多くの学生達が観賞してくれました。副次効果として広報官が一般幹部候補生獲得に重点を置いている大学の吹奏学部学生からは「私達も学園祭でコラボ演奏したいです」と嬉しい依頼が舞い込んできました。前橋募集案内所は、引続き関係団体と連携し効率的なイベントを開催し更なる募集基盤の拡充に努めていきます。