防大タイムズNo.246

2023年07月06日

掲載内容一覧
・在京モンゴル大使館国防武官、防衛大学校を訪問
・日本防衛学会、令和5年度研究大会を開催


在京モンゴル大使館国防武官、防衛大学校を訪問

 令和5年6月14日(水)、在京モンゴル大使館国防武官 エンフバト・ラハグワスレン陸軍大佐(平成20年 総合安全保障研究科修了)が防衛大学校を訪問されました。
 本校とモンゴル国との交流は平成11年度(1999年度)以降、これまで70名を超える留学生を受け入れており、防衛省・自衛隊が実施する能力構築支援事業が自国で実施される際などには、現地にてモンゴル軍と陸上自衛隊の間で連絡幹部兼通訳として意思疎通の円滑化を図るなど、両国における相互理解の促進などにも寄与されています。
 今回の来校では、久保学校長への表敬の後、本校を卒業した留学生のみが与えられる留学生徽章(令和元年より実施)が手渡されました。

日本防衛学会、令和5年度研究大会を開催

 令和5年7月1日(土)と2日(日)の両日、防衛大学校において、日本防衛学会主催による令和5年度研究大会が開催されました。
 日本防衛学会は、安全保障に関する様々な課題に対して研究者と実務家を融合させながら理論的・政策的に解明する事を目指すものであり、今後の学術研究の充実・発展を願い、大会初日にはロゴマークが披露されました。
 また、共通テーマを「安保関連三文書と日本の防衛戦略の転換」と掲げた今回の研究大会では、設けられたいくつかの部会の場において他大学教授による基調講演や元防衛省高官を交えた形での報告会が行われ、参加者の中には学会関係者のみならず、聴講を希望する研究科学生も会場内に姿を見せるなど、2日間にわたる学会は盛況のうちに終了いたしました。

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