第六潜水艇殉難第百十五回追悼式
令和6年4月15日(月)、呉市の鯛乃宮神社にある第六潜水艇殉難碑前において第六潜水艇殉難第百十五回追悼式が行われました。
式では呉地方総監が出席し献花を行ったほか、潜水艦「いそしお」艦長が佐久間艇長の遺書を奉読し、呉地方隊から儀じょう隊及び呉音楽隊が参加しました。
第六潜水艇とは
明治43年のこの日、第六潜水艇は山口県岩国市沖において潜水航行を行う訓練中に遭難しました。艇長の佐久間勉大尉は、死に直面しつつも、沈着冷静に沈没原因や部下の遺族への配慮に係る遺書を書き残しました。また、他の乗組員も最後まで持ち場を離れることなく従容として職に殉じたため、今日でも潜水艦乗組員の鑑として世界中から称賛を受けています。