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令和5年3月15日
「米統合ドクトリン(JP 5-0)」の紹介

本稿は、統幕学校教育課の研究員が自主的に研究した「米統合ドクトリン(JP 5-0)」の紹介です。

昨年12月に第1部のみを掲載しましたが、今回は完全版(第1部から第4部)を掲載しています。

米国の統合ドクトリンは、各国で生起した戦争や紛争の教訓を踏まえ、将来の戦略環境上の課題を見据えつつ、効果的・効率的に軍事的課題を解決するための統合運用の原則的事項(基本的な考え方)を記したものです。日本の安全保障は日米同盟を基軸(平成25年国家安全保障戦略より)にしており、米国の統合運用の考え方を日本の安全保障関係者が理解することは、日米共同の相互運用性の向上に繋がるもとのと考えました。このような考え方に基づき、本稿を執筆致しました。

 本研究に示す見解は、統合幕僚学校における研究の一環として、執筆者個人が発表したものであり、防衛省・自衛隊の見解を表すものではありません。。

論文本文 [米統合ドクトリン(Joint Publication 5-0,2017)(第1部)]

論文本文 [米統合ドクトリン(Joint Publication 5-0,2017)(第2部)]

論文本文 [米統合ドクトリン(Joint Publication 5-0,2017)(第3部)]

論文本文 [米統合ドクトリン(Joint Publication 5-0,2017)(第4部)]

著者近影

写真は、ニューカレドニア多国籍共同訓練における統合司令部の幕僚活動(統合計画策定グループ(JPG))の状況です。 多国籍の軍人が集まり、まさに、JP 5-0を用いて統合軍の戦略及び戦役計画を策定しています。(筆者:最右翼)

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