人道支援・災害救援招へい

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事業紹介

期間 令和5年11月13日~16日
場所 防衛省本省(市ヶ谷)
陸上自衛隊北部方面隊札幌駐屯地(北海道札幌市)
陸上自衛隊北部方面隊真駒内駐屯地(北海道札幌市)
北海道庁(北海道札幌市)
支援対象 マレーシア国防省・軍関係者 7名

防衛省・自衛隊は、11月13日(月)~16日(木)の間、マレーシア国防省・軍関係者7名を招へいし、人道支援・災害救援(HA/DR)分野の能力構築支援事業を行いました。

本事業においては、防衛省本省、陸上自衛隊北部方面総監部及び陸上自衛隊北部方面隊第11旅団において、災害発生時の対処にかかる防衛省・自衛隊の取り組みに関する説明や、災害時に使用する人命救助機材等の装備品展示、実演を実施し、マレーシア国防省・軍関係者の災害対処能力の強化に寄与しました。

また、北海道庁を訪問し、災害発生時に地方公共団体が担う役割や自衛隊との連携について、講義や意見交換を実施しました。

両国の防衛当局間における災害対処能力向上のため、マレーシア側からも自国における災害発生時の軍の役割や、HA/DRへの取り組みとその実例等についてマレーシア国防省・軍関係者より説明を受け、HA/DRに関する知見を共有しました。

併せて、防衛政策局インド太平洋地域参事官付女性・平和・安全保障(WPS)国際連携調整官よりWPSに関するセミナーを実施し、HA/DR分野における女性参画やジェンダー視点反映の重要性について認知向上を図りました。

今後も本事業を通じ、日本・マレーシア二国間関係の強化に貢献してまいります。

事業の様子

装備品の展示・実演
(陸上自衛隊第11旅団)
HA/DRブリーフィング
(陸上自衛隊北部方面総監部)
人命救助機材に関する説明
(陸上自衛隊第11旅団)
ブリーフィング及び意見交換
(北海道庁)