第1特科団(団長 中村陸将補)は、令和5年7月1日(土)から7月14日(金)の間、矢臼別演習場において「令和5年度職種機能等強化(火力)」を担任、実施しました。 本訓練は、「師団及び旅団の情報と火力の連携を強化するとともに、総合戦闘力を最大限発揮し得る方面隊の特科部隊等を練成する。」目的で実施され、訓練部隊として北部方面隊の各師・旅団及び第1特科団の野戦特科部隊等をはじめ、第1高射特科団、第3施設団、方面情報隊、第1電子隊、方面航空隊、方面システム通信群等約1630名が参加し情報の収集・処理、領域横断火力の発揮について練度の向上を図りました。 また、対抗部隊として、第7特科連隊、第11普通科連隊、第1特科群第129特科大隊、第102弾薬大隊、第6即応機動連隊、第10即応機動連隊及び方面混成団が参加し、敵の情報活動を回避する実際的な火力戦闘を演練しました。 7日の研修射撃では、矢臼別演習場で最後となる203mm自走榴弾砲の射撃が実施され、陸上自衛隊最大口径、最も威力の高い火砲は、矢臼別の地に最後の轟音を響かせました。 |
ターゲティング調整所の運営(第1特科団本部) | 訓練部隊指揮所(第1特科群) |
P16レーダによる標定(第301観測中隊) | 無人機による情報取集(方面情報隊) |
デコイの作成(第3施設団) | 対抗部隊砲兵群指揮所(第7特科連隊) |
対抗部隊 側面射撃中の99式155mm自走榴弾砲 (第7特科連隊) |
対抗部隊 火力戦闘中の多連装ロケット発射機 |
対抗部隊 120mm自走迫撃砲の射撃 (第11普通科連隊重迫中隊) |
対抗部隊 即応予備自衛官による装薬の積み込み (第102弾薬大隊) |
矢臼別演習場近傍の協力団体等に参加していただいた 射撃の研修 |
研修射撃 矢臼別演習場最後の射撃 203mm自走榴弾砲 |
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