第1特科団(団長:梶原将補)は、平成26年8月2日から11日までの間、第101特科直接支援大隊のほか、航空自衛隊当別分屯基地、北部方面施設隊・航空隊・通信群、北千歳・美唄駐屯地業務隊の支援を得て、特定正面を担任する特科団内地対艦ミサイル連隊の行動を検閲課目として、第2地対艦ミサイル連隊訓練検閲を行いました。
第2地対艦ミサイル連隊(連隊長:石橋1佐)は8月2日から5日までの間、美唄駐屯地において指揮所訓練を行い、上級・関係部隊と調整しつつ全般作戦計画を作成し、戦術行動の準備を万全にしました。
7日、駐屯地を出発した連隊は、北海道大演習場、銭函演習場、紅葉山演習場、航空自衛隊当別分屯基地と広域に展開し、迅速に陣地を偵察・占領しました。その後、限られた時間と配当施設器材等を最大限に活用し、航空攻撃や遊撃への対処等を行いつつ、所命の時刻までに入念な対空偽装を施した強固な陣地を構築し、対艦戦闘準備を完了させました。
隊員は石橋連隊長の「生き残り敵を撃て」、「基本・基礎の確行」及び「安全管理及び物品管理の万全」の要望事項のもと、連隊が一丸となり、全隊員が積極果敢に任務を遂行し、豪雨等の厳しい気象条件にも打ち勝ち、敵艦船に対する対艦火力戦闘を実行し任務を完遂しました。
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