第46代西部航空方面隊司令官
稲月 秀正
(INATSUKI Hidetada)
防大35期
埼玉県出身
令和5年3月 現職に就任
みなさまこんにちは。
本日もホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。
さて、9月26日、ここ春日基地に所在する西部航空音楽隊は、近傍に所在する春日市立春日西小
学校において音楽鑑賞会を実施しました。
低学年と高学年の2回に分けた演奏披露で、それぞれの少年少女に馴染みのある曲目を複数組み込みつつ、大人のプロフェッショナルな生演奏を学生達に身近に体験して頂く機会となりました。
同音楽隊は、西部航空方面隊に所属する各基地が行う儀式、式典などの各種行事における演奏をはじめ、地域とのふれあいを大切にした県または市長村での広報演奏への参加などを、岡山県から鹿児島県の屋久島・種子島までの中国、四国、九州各地で行っています。
一年間の演奏回数は約80回に及び、名実ともに幅広い活動を通じて、防衛省自衛隊の広報に大きく寄与しています。
その特徴は、オーケストラからアンサンブルまで演奏形態は変幻自在、そしてクラッシック音楽から映画音楽などのポピュラー音楽まで幅広いジャンルをTPOに応じて演奏します。したがって、皆さんが聴き慣れた曲もたくさんレパートリーとして保有しており、小さなお子様からお年寄りまで喜んでいただける同音楽隊の活動には地元福岡でも定評があります。今後は、他自衛隊や外国の軍楽隊等とのコラボ活動や、これまで訪問したことが無い地域やイベントでの演奏も積極的に行っていきたい所存です。ここ西部航空方面隊に無くてはならない部隊として、これからも皆様方の応援、どうぞよろしくお願い申し上げます。
結びに、季節の変わり目にあたり、皆さまからの変わらぬご健勝とご多幸を祈念いたしますとともに、引き続き航空自衛隊及び西部航空方面隊へのご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
令和5年10月2日西部航空方面隊司令官
空将 稲月 秀正