第46代西部航空方面隊司令官
稲月 秀正
(INATSUKI Hidetada)
防大35期
埼玉県出身
令和5年3月 現職に就任
みなさんこんにちは。
本日もホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。
蒸し暑い曇天模様の日が続く6月も終わり、日差しが突き刺さるような本格的な夏が待ち遠しい季節を迎えました。
去る6月14日、宮崎県の第5航空団への部隊視察を実施しました。
第5航空団が所在する新田原基地は、老朽更新などで次々に施設が建設中であり、第5航空団司令部もピカピカの新築庁舎に引っ越しを終えたばかりでした。私自身、数年前までは飛行訓練で度々新田原基地へ伺っていましたが、久しぶりの訪問では基地の変化に多くの驚きを感じました。
この基地にとどまらず、航空自衛隊は近年さまざまな飛行部隊が新しい航空機を導入しています。F−35A戦闘機、C−2輸送機、KC−46A空中給油輸送機、E−2D早期警戒機、U−680A飛行点検機、B−777政府専用機、RQ−4B無人偵察機などなど。したがって多くの航空基地で、老朽更新や装備品の更新により必要な施設工事が計画的に進められています。私が勤務する春日基地においても、今日現在、老朽更新を目的に新しい庁舎の建設が急ピッチで進められています。
西部航空方面隊は、多様化・複雑化する安全保障環境に今後も適切に対処できるように、隊員の勤務環境の改善を図りながら「備え」と「構え」を維持していきます。
引き続き、ホームページをご覧の皆様におかれましては、航空自衛隊へのご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
令和5年7月3日西部航空方面隊司令官
空将 稲月 秀正