沿革

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沿革

航空自衛隊が創立して間もない頃、各種航空事故が多発していました。このような時期の反省を踏まえ、航空幕僚監部において「安全研究センター(仮称)」の設置について検討がなされました。
また、昭和46年7月30日には、岩手県雫石(しずくいし)の上空で全日本空輸のB-727型機と航空自衛隊のジェット戦闘機F-86F型機の空中衝突事故が発生しました。 この事故を契機に、航空事故の原因究明体制の整備のため、昭和48年、「航空事故調査委員会設置法」(現「運輸安全委員会設置法」)が公布され、運輸省(当時)管轄の航空事故調査のための常設委員会が設置されました。
このような状況もあり、昭和52年から航空医学実験隊の増強、改編が行われ、昭和54年、同隊の航空事故調査班による航空事故調査業務が開始されました。
そして、3年後の昭和57年3月16日、航空事故調査班を母体に航空安全管理隊が新編され、現在に至っています。


編成完結式

航空安全管理隊のエンブレムの由来

図中央の「白い複数の羽毛による翼」は航空自衛隊の多岐にわたる部隊等を、中央の「グリーン・クロス」は飛行及び地上安全の象徴を表しています。
また、その下の4色のMは、Man(人)、Machine(物)、Media(環境)、 Management(管理)を表し、4つのMが部隊等を支え、維持している状況を表現しています。