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色麻町道大原3号線完成
   
  宮城県色麻町では、特定防衛施設周辺調整交付金を使って平成21年度から色麻町道大原3号線改修工事を進めておりましたが、この度全線が完成しました。

 本路線は、自衛隊車両が仙台方面から王城寺原演習場の新町ゲートに入演する際の最短ルートで、防衛局職員も利用している路線です。以前は、現道が狭く自衛隊車両と一般車両の離合に支障を来していました。

 このため、色麻町から道路整備事業の要望が出され、平成4年度に民生安定助成事業(8条道路)として着工したところです。

 このような中、平成9年度に県道104号線超え実弾射撃の移転訓練が王城寺原演習場で開始される事になったことから、早期完成を目指し予算を増額、平成12年度に完成した路線です。
 
 しかし、完成から約20年が経過、加えて沿線周辺に建設された大規模工場等の大型車両の増加により、舗装面に亀裂等が生じ、運行に支障をきたすようになったため、色麻町が改修工事を計画したものです。

 今回の工事にあたり、将来の大型車両の増加を推計したところ、強固な路盤構成が必要であり、資源の有効活用と経費の両面から検討。その結果、既存の路盤にセメントを添加し路盤を構築するセメント安定処理を採用し、施工してきました。
 
  

○事案名:大原3号線舗装工事
○補助事業者名:宮城県加美郡色麻町
○防衛施設名:王城寺原演習場
○全体計画:
 ・事業費:約2.2億円(うち交付金充当額:約2億円)
 ・事業計画:平成21年度~27年度
 ・事 業 内 容: アスファルト舗装工事(道路延長L=約3000m、道路幅W=5.5m)
○根拠法令:防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第9条
   
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