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東北町籾乾燥調整施設の竣工
   
 9月11日、東北町の小川原ライスセンターにおいて、東北防衛局補助事業により設置された籾乾燥調整施設の竣工式が開催されました。
 竣工式には、施主である竹ヶ原幸光十和田おいらせ農業協同代表理事組合長をはじめ、斗賀壽一東北町長、江渡聡徳衆議院議員、蛯沢正勝青森県議会議員、齋藤雅一東北防衛局長など多数の方々が出席し、竹ヶ原組合長からは、「十和田おいらせ農協ではじめての防衛省補助事業で、念願の施設が完成しました。稲作経営を軸に地域農業の発展に努力してまいりたい。」と式辞が述べられ、齋藤局長からは、「本施設の重要性を深く認識するとともに、防衛施設の円滑な運用と周辺地域の農業経営の安定化を図るべく助成を行いました。今後とも皆様の生活の安定及び福祉の向上に寄与するよう、積極的に取り組んで参る所存であります。」と祝辞が述べられました。
 本施設は、鉄骨造平屋建(一部5階建)延べ床面積約1,640㎡で、1日210トンの乾燥調整能力を有し、遠赤外線方式と自然乾燥方式を併用した籾に優しい精密な乾燥及び高度な自主検定装置や色彩選別機による良好な品質管理が全自動で行われる最新の籾乾燥調整施設です。また、そばの乾燥調整設備も別途配備するなど、多岐にわたる使用が可能となることから、今後、東北町及び十和田おいらせ農業協同組合の農業振興に大いに寄与する施設となっています。
 東北防衛局では、本施設の重要性に鑑み、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第8条に基づき、民生安定事業の農業用施設として、平成25年度から平成27年度までの間、事業費約8億4千万円に対し、補助率3分の2として約5億6千万円を補助しています。
 本施設では、9月21日に今年の収穫米の受け入れを行い、本格的に稼働を開始しています。
 
完成した籾乾燥調整施設
(写真提供:JA十和田おいらせ)
祝辞を述べる齋藤局長
   
 
導入された色彩選別機
(写真提供:JA十和田おいらせ)
乾燥作業を経て初出荷される東北町のブランド米「まっしぐら」
(写真提供:JA十和田おいらせ)
   
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