ホームトピックス>令和元年度三沢飛行場周辺航空事故連絡協議会を開催
 
令和元年度三沢飛行場周辺航空事故連絡協議会を開催
 
 東北防衛局は、令和2年1月27日、「令和元年度三沢飛行場周辺航空事故連絡協議会」を三沢市国際交流教育センター(青森県三沢市)において開催しました。
 本協議会は、三沢飛行場周辺において米軍機、自衛隊機又は民間機の航空事故及び航空事故に伴う災害が発生した場合の対処に万全を期するため、関係機関等相互間の緊密かつ迅速な連絡調整体制の整備について連絡協議することを目的として昭和54年に発足したものであり、今回で42回目の開催となります。
 会議には三沢飛行場周辺の自治体、米軍、航空自衛隊、警察、消防など計28機関から、あわせて約60名が出席しました。
 協議会の冒頭、主催者を代表して東北防衛局の藤井真企画部長が挨拶を行い、続いて構成機関からの業務当説明では、まず、東北防衛局斗石業務課長から米軍機が施設・区域外に墜落や緊急着陸などした場合における現場での救助・消防・機体等の保全・事故の調査等に係る日米間のルールを定めた「日本国内における合衆国軍隊の使用する施設・区域外での合衆国運用航空機事故に関するガイドライン」が昨年7月に改正されたことから、改正のポイント説明、次に米空軍三沢基地第35戦闘航空団デービス安全部長から、事故現場での人命保護、米軍資産の保全、環境保護、現場で必要とされる支援の提供、事故調査等のために第35戦闘航空団が定める航空機事故対応計画の説明、最後に三沢市消防本部浅野警防課長から、三沢市消防本部の業務概要と題して、同消防本部の組織機構、最近の災害出場状況、三沢飛行場に関し関係機関と締結している協定等の紹介、主な年間行事等の説明がなされ、参加者はメモを取るなどして熱心に耳を傾けていました。
 当局は今後とも継続して協議会を開催するとともに、内容の充実に努め、事故対応に係る関係機関の相互理解及び連携の強化に取り組んでまいります。 
 

【東北防衛局企画部長】

【東北防衛局業務課長】
 
   

【米空軍三沢基地安全部長】
 

【三沢市消防本部警防課長】