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三沢飛行場周辺の岡三沢地区における地上騒音等の調査について
 平成25年4月に航空機騒音を表す単位(評価指標)がWECPNL、いわゆるW値からLdenに変更となり、このLdenでは飛行騒音だけではなく、エンジンテスト等で発生する地上騒音も加味されることとなりました。
 一方で、三沢飛行場周辺の岡三沢5丁目・6丁目町内会等からは、航空機騒音や集団移転による地域分断の対策として、長年にわたり集団移転の要望がなされ、また、三沢市からは地上騒音の調査等に関する要望がなされていたところです。
 以上のことを踏まえ、東北防衛局では、航空機騒音の評価において加味されることとなった地上騒音が、岡三沢地区にどの程度の影響を及ぼしてるのかを確認することとし、地上騒音の影響を確認するための調査を本年7月下旬から行っています。
 従来から行っている同飛行場周辺の12ヶ所における飛行騒音の常時測定に加え、9月中旬~11月下旬までの約2ヶ月間、同地区の2ヶ所に騒音測定器を設置し、エプロンでのエンジンテストや滑走路に向かう航空機の移動等により発生する地上騒音の測定を行っています。
 また、10月25日から27日の間、飛行場内において地上騒音の発生位置・種類の観測や騒音測定を行ったところです。
 今後、平成30年3月下旬までに、データの解析・取り纏めを行うこととしております。

       
◯三沢市岡三沢地区に設置した騒音測定器